てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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主に鉄道記事、アニメ感想を書いています。

総武線で活躍する2種類のE231系


こんにちは!
今回は中央・総武緩行線のお話です。
中央・総武緩行線(以下総武線)では、現在E231系が58編成活躍しています。そんなE231系は実は全編成仕様が同じではなく、大まかに2種類に分けることができます。今回はそのことに関する記事です。非常にスタンダードな話題になりますが、お付き合いいただければ幸いです。

多数派 E231系500番台


まずは2種類に分けたうちの1種類、E231系500番台です。
ご覧の通り、ホワイトフェイスが特徴的な番台になっています。この500番台は全部で52編成在籍しています。500番台は2020年までは山手線で活躍していた車両たちで、もともと11両編成で活躍していた山手線時代の組成から10号車を抜いて、10両編成となり、全52編成が総武線に転属しました。もともと総武線で活躍していたE231系0番台の大半と209系500番台の全編成を置き換えました。
E231系500番台の特徴はE231系列で唯一ドア上にLCDを積んでいることです。山手線時代に積まれていた設備をそのまま生かし、現在はちゃんと総武線使用の案内が表示されるようになっています。
まずは1種類のE231系をご紹介しました。次は少数派のE231系のご紹介です。



少数派 E231系0番台


もう一種類は500番台に対して、0番台です。
500番台とは違いシルバーフェイスが特徴的です。0番台は全部で6編成在籍しています。
現在でこそ6編成しかいないE231系0番台ですが、500番台が転属してくるまでは46編成も所属していました。0番台は新造時から総武線向けに導入されており、2000年から活躍しています。その後、活躍を続けているうちに、4M6T(4両モーター車、6両非モーター車)というモーター比や6ドア車が組み込まれていることなど、運用を続けるうえで様々な不都合が発生しました。(6ドア車が組み込まれているとホームドアが設置できません)そこで、500番台に置き換えられることになったのですが、実は総武線の必要本数に対して、500番台は不足していたんです。そこで、不足分を補うために6編成のみ総武線に残留することになりました。このような経緯で、総武線には6編成のみ0番台が在籍しています。
しかし、ただ単に6編成が残留したわけではなく、大きな編成組み換えが伴っています。4M6Tというモーター比を、500番台と同じ6M4Tという構成比に変えること、および6ドア車を廃車とするために、もともとの組成から6ドア車を含むサハ2両を抜き取り、その代わりに、八高・川越線向けに0番台を転属させる際に余ったモハユニットを2両組み込み、6M4T化するという改造が行われています。(総武線から置き換えられた0番台のうち6編成は八高・川越線に転属となったので、この際にモハユニットが余りました。そのモハを活用した編成組み換えです。)そのため、500番台が転属する前の組成とは違う組成ではありますが、0番台も総武線に6編成のみ残留しています。ちなみにその6編成とは、B10、B11、B12、B14、B26、B27編成です。
この0番台たちは車内にLCDは搭載されておらず、ドア上には1段式のLED案内表示器が搭載されています。この点が500番台の車内とは違うポイントです。

このようなところでしょうか。
今回は総武線で活躍する2種類のE231系について軽く記事を書きました。総武線に乗車される際は是非とも0番台か500番台か意識してみてください。0番台が来たらラッキーだと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!