こんにちは!
今回は205系に関する記事です。
2022年春のダイヤ改正で主にメルヘン顔の車両たちで構成されていた205系600番台の営業運転が終了し、現在は解体が進んでいます。10編成20両あったメルヘン顔の600番台も既に残っているのはÝ3編成「いろは」とY6編成中1両のみの3両となってしまいました。京葉線出身の特徴的な205系たちも一瞬にして消えてしまったことに寂しさを覚えますね。
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205系600番台メルヘン顔
一方で、新たな塗装を纏って、現在もなお活躍している205系メルヘン顔も存在します。ジャカルタに譲渡された元武蔵野線の205系メルヘン顔の車両たちです。元武蔵野線のメルヘン顔はM35編成とM62~M65編成の合計5編成が在籍していましたが、全車両がジャカルタに譲渡されました。現在では、M35編成、M62+M63編成、M64編成の合計3編成がメルヘン顔の12両編成の車両として活躍しているようです。M65編成に関しては、M52編成に取り込まれ、中間クハとなっているようで、前面の顔を見ることは難しい状況になっているようです。
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205系武蔵野線メルヘン顔
そんなジャカルタのメルヘン顔の車両たちに最近新塗装が登場しているようです。
Jadikan pencapaian yang sudah didapat sebagai motivasi dalam menghadapi tantangan, tetap bersyukur dan terus berusaha menggapai cita-cita yang diinginkan.
— KAI Commuter (@CommuterLine) 2022年11月28日
Selamat pagi dan selamat beraktivitas #RekanCommuters. pic.twitter.com/n0B2DFjBWg
現在、ジャカルタの日本の中古車両たちは上記のツイートのカラーに塗装変更が進んでいますが、上記のカラーを纏ったメルヘン顔の車両が誕生したようです。既にM63+M64編成は新塗装で営業についているようです。更に、M35編成も塗装変更と検査を済ませているようです。M35編成に関しては、塗装変更だけでなく、前照灯のLED化が行われているようで、新たな形態がまた誕生したことになりす。ジャカルタで活躍する車両たちはまだまだ活躍していきことになるでしょう。
日本では解体が進んでいる中、ジャカルタでは全検出場&新塗装化という明るい話題を聞くと、どちらも同じメルヘンなのに…と複雑な気分になりますね(笑)これもすべて運命なんでしょうね。ジャカルタの車両たちにはこれからも頑張ってもらいたいものです。
そのほかに、メルヘン顔の車両は、長野総合車両センターのスキルアップセンターにクハ205‐118が存在しています。この車両は、京葉線引退時に、小山ローカルの転用対象にならずに廃車となってしまった車両で、各種訓練などに使われているようです。既に転属した昔の同僚が長野の地で解体される中、この車両だけは今日まで長野に現存し、更に長野色になっているということで、こちらもまた運命でしょうね。
今回はメルヘン顔の車両たちの現状をご紹介しました。これからも活躍する車両たち、解体された(る)車両たち、また今後が不明な車両(Y3編成)とメルヘンもばらばらですね。もともとはみな京葉車両センターに在籍していた車両たちですから、そう考えると不思議なものです。
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