こんにちは!
本日は205系に関する記事です。
2022年のダイヤ改正までに、宇都宮線・日光線で活躍していた205系600番台と、相模線で活躍していた205系500番台がそれぞれ引退しました。その後、解体の順番の関係上、およそ1年に渡り、それぞれの番台ともに所属先での留置が続いていました。そんな両番台ですが、500番台・600番台ともについに全車両解体となりました。
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500番台
205系500番台については、最後の一編成となっていたR1編成が4月11日前後に全車両解体となったよです。この編成の消滅により500番台オリジナルの前面の車両が完全に消滅したことになります。ちなみに、郡山総合車両センターに1年近く留置されていたR5編成についても、4月頭ごろまでには解体されています。
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600番台
205系600番台についても、最後の一編成となっていたY3編成「いろは」が昨日、解体線に入ったようです。数々の部品取りも目撃されていることから、解体と見て間違いないと思われます。先に入場したE217系Y-5編成よりも先の解体となったようですね。この編成の解体が完了すると、国内では長野総合車両センターのスキルアップセンターで保管中のクハ204-118を除いた全てのメルヘン顔の車両が解体されたことになります。一方で、国外では元武蔵野線のM35,M62~65編成の5編成がインドネシアで活躍しています。一応、完全な消滅とはなりません。
500番台の消滅で、205系の顔(原顔、メルヘン顔、相模顔、1000番台顔、先頭化改造顔)からはじめて完全消滅の顔が誕生したことになります。500番台や600番台よりも初期に製造された205系が、インドネシアで東京以上のラッシュの環境で使われている中、後期車が先に引退してしまうのいうのはなんだかなぁと思うところもありますが、これも一つの運命といえば運命なのかもしれませんね。特にメルヘン顔はほぼ同時期に製造され、所属先も一緒だった元武蔵野線用のメルヘン車はインドネシアで活躍している中、元京葉線用のメルヘン車は全車両廃車ですからね。このあたりも綺麗に別れたなと感じるところです。
今回は205系500&600番台に関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!