こんにちは!
JR九州の秋のダイヤ改正についての情報が少しずつ分かってきました。今回はこのことについての記事を書いていきたいと思います。
415系下関始発日豊本線直通運用は大幅削減!
まずは415系に関する話題です。今回取り上げるのは、下関直通の運用についてです。関門トンネルを通る運用については、すべての運用に415系が使用されています。基本的には小倉・門司~下関間のシャトル運用となっていますが、朝・夕ラッシュ運用を中心に、一部日豊本線からやって来る、または直通する運用というのも存在しています。この日豊本線が絡む運用が大幅削減されています。下関始発で、日豊本線に直通する運用は現在は朝ラッシュに3本、夕ラッシュに6本ありましたが、朝ラッシュの1本のみに削減されています。また、日豊本線から下関に直通する運用についても減らされています。一方で、小倉(門司)~下関間だけで見ると、運用の削減は行われていないので、直通はせず、小倉での日豊本線と山陽本線の乗り換えといういことになるのだろうと思います。日豊本線から415系が完全に引退することはありませんでしたが、大幅に減ることになりそうです。代わりの車両は813系のワンマン車の可能性も高いと思います。鹿児島本線の折尾シャトル(門司港~折尾間のシャトル運用)の廃止も既に分かっていますので、415系に関しては本格的に運用数を減らすダイヤとなっていそうです。
821系は豊肥本線に運用拡大‼?
続いては821系に関する話題です。熊本駅の掲示により、豊肥本線に3両編成の車両の運用が誕生することが分かりました。熊本地区については、ワンマン化が発表されていますので、この3両編成の車両というのは821系もしくは、813系のワンマン対応車ということになります。熊本地区に関しては、前回のダイヤ改正の際に415系の運用をそのまま置き換えるといった動きになっていたこともあり、既に鹿児島本線の熊本地区では821系が運行されています。そのほかにも、UM008~UM010編成の増備分の運用がまだ反映されていない(今年の春ア大規模なダイヤ改正が行われなかったことが影響)ので、821系の運用は増えることが予測できます。こういったことからも、豊肥本線の3両編成の運用は821系の可能性が高いのではないかと思います。そのほかにも、現在1往復のみ残っている415系の熊本乗り入れ運用についても、821系で置き換えられることになりそうです。
821系については、ワンマン運転ができることからも、鹿児島本線で6両や9両などの運用に就くのではなく、3両編成でワンマン化設備を生かした運用が増えるのではないでしょうか。
まだ断片的な情報しかありませんが、415系の運用縮小は確実に行われることが分かってきました。以前から噂されていた通り、415系の特に鋼製車は相当数減ることになりそうです。ダイヤ改正まで残り約1か月ですが、415系が当たり前に見られる状況も、終焉が近づいているようです。
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