こんにちは!
JR九州ダイヤ改正関連の話題です。
ダイヤ改正当日から、415系1500番台が大分車両センターに、821系が熊本車両センターにそれぞれ転属しています。両形式共に、ダイヤ改正からしばらくは南福岡所属表記の車両が残っていましたが、821系は10編成が、415系1500番台は8編成がそれぞれ全車両転属したことが明らかとなりました。821系、415系ともに南福岡に入庫する定期運用が消滅しています。
この転属により、南福岡からは、821系が3両×10編成、415系が4両編成×8編成、計62両が南福岡から削減されたことになります。新型車両の導入は1編成もないので、単純に62両の削減です。かなり多い削減数になったと感じます。
↑821系
ちなみに、821系は熊本所属となりましたが、福北ゆたか線や豊肥本線にも活躍の場を広げ、福岡地区、熊本地区、直方地区で幅広く活躍しています。ワンマン設備を生かした3両編成単独の運用が多くなっており、鹿児島本線での連結運用は少なくなっています。
↑415系1500番台
一方で、大分に転属した415系1500番台は運用が縮小されており、日豊本線では大分以南、鹿児島本線では久留米以南、長崎本線では佐賀以西の運用が無くなったほか、福北ゆたか線乗り入れ運用も廃止されました。運用数も大幅に削減されており、所属数(14本)に対して大幅に少ない運用数(8運用)となっています。6編成も予備を作っているのには何か理由があるのでしょうか?最近、1500番台も故障が頻発しており、それに対する予備車増という扱いなのでしょうか?
個人的な考えとしては、余剰分は南福岡に所属したまま、代走などで活躍するのではないかと思っていたので、全車大分転属は意外でした。しかし、大分転属後も南福岡に留置されている車両はいるようなので、一定数の415系は南福岡に常駐する可能性もあるのではないか(交代制などで)と思っていますが、どうなるでしょうか?ダイヤ改正は乗り切ったものの、相変わらず不安要素の多いFo1501編成ともども今後に注目です。
今回は415系と821系が全車両転属したというお話でした。
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