こんにちは!
今回はJR九州に関する記事を書いていきたいと思います。
JR九州では817系1100番台以降の車両はかなり大型のLED表示器を採用しています。
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817系
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813系1100番台(現3100番台)
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キハ220
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821系
この四形式を見るだけでも、他社に比べてかなり大きなLED表示器が搭載されていることがわかると思います。3色LEDが主流だった817系3000番台までの車両はかなり大型のものが使われています。このLED表示器はバスで採用されるような相当大きな物です。視認性はかなり良くなっており、非常に見やすい表示器になっています。その後、フルカラーLED世代になっても、3色LED時代ほどではないものの、やはり比較的大きめの表示器が採用されており、821系やYC1系の表示器も大きめの物になっています。
このように大きなLEDが使われているのですが、JR九州はこの大きさを最大限生かしきれておらず、せっかくの設備が宝の持ち腐れ状態なのではないか?というのが私の意見です。というものこちらの画像をご覧ください。
こちらは813系1100番台のLEDです。写真を見ると分かる通り、ものすごく大きな文字で行先しか表示されていないのですね。こんなに大きな表示器にたった2文字しか文字が表示されていません。ここまで大きく行先を表示する必要はさすがにないでしょう(笑)こんなに大きく行先を表示するぐらいだったら、種別を表示したら?と思うわけです。JR九州の鹿児島本線では普通に加え、快速や区間快速といった種別が走っています。使用車両はどの種別も同じです。使用車両が同じなので、行先表示器を見ないと種別がわからないのですが、その種別も側面の表示器にしか書かれていません。これは鹿児島本線で活躍する車両では、415系を除くどの形式にも共通することです。813系の幕車や811系は前面の表示器が小さいので種別が表示できないというのも理解できるのですよ、ただ、813系1100番台や817系はこれだけ大きいのだから表示できるでしょう(笑)こんだけデカデカと行先だけ書いていても、まさしくLEDの無駄なのではないかと、この表示を見るたびに思ってしまいます(笑)
ワンマン運転時は…
なお、日豊本線では実は行先以外にも表示されている内容があります。その内容はワンマンという表示です。(※2022年9月改正でワンマン表示すらしなくなったようです)
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ワンマン表示
日豊本線でワンマン表示ができるなら、ワンマンをやらない鹿児島本線ではそのスペースで種別表示をやってくれ…と思います(笑)
実はかつては種別表示も行われていた…?
そんな行先表示器ですが、実はかつてはしっかりと種別表示が行われていたのです。こちらをご覧ください。
全面表示に快速と書かれているのがわかると思います。この写真の通り、種別表示は過去にはされていたのですね。2018年のダイヤ改正ごろまでは表示されていたのです。ところがこの改正辺りに表示されなくなっています。ということはこの改正の内容が関係しているのかもしれません。この改正で何があったのか、鹿児島本線の種別のうち、準快速が廃止され、区間快速に変更されました。つまり、種別区分がこの改正で変わったのですね。種別変更が行われた改正のころから種別が表示されなくなった…それが何を意味するのかを推測すると…?区間快速のROMを作るのが面倒だから表示しなくなったのでは?と疑ってしまうわけです。側面表示にはちゃんと対応しましたが、前面のROMを作るのが面倒だったのでしょうかね?この改正から種別が表示されなくなりました。JR九州さん、せっかくですから種別表示復活させてください。せっかく大きなLEDにしたのだから、有効活用しましょうよ。心からそう思います(笑)
というわけで今回はJR九州のLEDに関する雑談でした。いずれ種別表示は復活するのか、しないのか?多分しないでしょうね。このLED、なんだかもったいないなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!