こんにちは!
今回は415系1500番台に関する記事を書いていきたいと思います。
JR九州の415系に面白い動きが発生しました!なんと、415系1500番台のトップナンバー、Fo1501編成が運用に復帰したということです!
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Fo1501編成
Fo1501編成は2008年にJR東日本から譲渡された1500番台のトップナンバーの車両です。JR九州の1500番台では唯一関東での走行歴がある車両です。その後、他の415系と共に活躍していくことになりますが、2022年10月9日の運用を最後に運用を離脱していました。ダイヤ改正こそ乗り切ったものの、その直後に運用離脱をしており、その動向が注目されていました。そして運用離脱からおよそ1年2か月後の2023年12月23日に運用復帰したとのことです。運用復帰後は、べっぷクリスマスファンタジア2023開催に合わせた臨時列車に2日間充当されていたようです。今後、定期運用も復帰するのか気になる所ですが、車内広告も最新のものになっているということで、定期運用復帰をする可能性もあるのではないかと思います。そこで今回はFo1501編成がこのタイミングで復帰した意味を考える記事にしていきたいと思います。
①鹿児島本線415系定期運用増加に伴う措置
まず一つ目に考えられるのが、鹿児島本線の415系定期運用増加に伴う措置です。先日のダイヤ改正記事でご紹介した通り、現在、平日の朝に415系8両編成の臨時列車として運行されている運用が定期運用化され、更に一部運行区間も延長されます。定期化に伴い、土休日も運行されることになります。この動きが関係している可能性がまず一つ目として考えられる理由なのではないかと思っています。現在、南福岡車両センターに3編成を常駐させて、その車両たちを使うことでこの快速を運行していますが、定期運用化に伴い常駐数を増やすことになった可能性があるのではないかということですね。そのためにFo1501編成を復帰させることになったのではないかと考えることは出来るのではないかと思います。
②他編成の運用離脱に伴う措置
二つ目に考えられるのは、運用離脱の対象編成が変更された可能性です。Fo1501編成が運用復帰をした一方、Fo1512編成が1か月以上運用離脱をしているようなんです。Fo1512編成はFo1501編成がこれまで留置されていた位置に留置されています。このように運用離脱の編成が変更となった可能性はあるのではないかと思います。これはなぜなのかは分かりませんが、415系の運用は臨時を含め10運用(14配置)ですから、常に1編成運用離脱状態が続いていても問題はありません。Fo1501編成が復帰する代わりにFo1512編成がしばらく運用離脱をする可能性もあるのではないかということですね。
後は、ただ単に今回の臨時列車に使うためだけの復帰の可能性か、来年のダイヤ改正で815系運用を置き換えて、415系運用を増やす可能性があるぐらいの理由しか思い浮かばないのかなと思われます。ただワンマン化に逆行した動きをするのかは微妙でしょうかね。
Fo1501編成は検査期限は迫ってきている車両なので、今後継続して定期運用で使っていく意思があるならば、検査入場が近々行われるのではないかと思われます。この検査を通すのか、これが焦点でしょうね。
久々の運用復帰と言う明るい話題で非常に良かったかなと思われます。Fo507、520亡き今、唯一のJR東日本所属経験車になりましたからね。できれば定期運用にも復帰してほしいなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!