こんにちは!
今回は相鉄直通線に関する記事を書いていきたいと思います。
205系と相鉄11000系が並んでいたかもしれないといったタイトルとなっていますが、実際にこのような並びは、十分にあり得た並びであったと言えると思います。個人的にはこんな並びも見てみたかったのですが、結局のところ、実現しませんでした。相鉄は11000系は乗り入れ車両にさえ使われることもなく、12000系の製造に着手してしましました。今回はそんなIFの世界線について妄想に近い記事を書いていきたいと思います。
当初の予定は2015年度開業&11000系直通 205系も存在していた時期
JR相鉄直通線は2019年10月に開業しました。まもなく2周年になりますね。ただ、この開業、当初予定されていた開業時期よりも大幅に遅れた開業となっています。具体的には、4年の遅れとなりました。当初は2015年に乗り入れ予定だったのですね。そして11000系もJR直通に使われる予定となっていました。
↑11000系
11000系は、JRのE233系と共通設計となっており、製造当初からJR線への直通を見込んで、E233系ベースでの製造が行われています。実は開業延期後も2018年ごろまでは直通線に11000系を使う計画はあったのですが(書籍にも書かれていました)、最終的にはその計画は実現せず、全車両が12000系での直通となりました。そのため、11000系が埼京線に入線する可能性というのは、十分にあったということですね。これでまず一つめ、タイトルの11000系の要素は納得していただけたかと思います。
そして肝心の埼京線の205系と並んだ可能性についてです。2015年度中に直通運転が始まっていたならば、十分に相鉄と205系の顔合わせが行われていた可能性はあります。というのも、2015年当時、埼京線にはまだ205系ハエ28編成が在籍していたからです。ハエ28編成が埼京線に残留していたのはATACS取り付け予備車としての位置づけであったからであり、最終的に2016年10月まで活躍しました。ATACS取り付け工事は基本的に相鉄直通とは無関係の工事となっていることから、仮に相鉄直通が2015年に開業していたとしても、工事時期がずれていた可能性というのは低いのではないかと思います。そうなると、相鉄直通が行われていたとしても、ハエ28編成は2016年まで残留していた可能性が高いでしょう。また、2019年度に埼京線のE233系が相鉄直通に向け、増備されましたが、あの車両たちはあくまでも相鉄直通用の増備車です。仮に2015年に直通し、増備車の製造が早まっていたとしても、あくまでも相鉄直通運用増に充てられ、ATACS用のハエ28は別途に活躍していた可能性が高いのではないでしょうか。こういった様々な事情が重なったとしても、相鉄直通が2015年度に予定どおり行われていれば、ハエ28と相鉄11000系の競演は見られた可能性が高いでしょう。
↑
205系ハエ28編成
しかし、ハエ28が相鉄に乗り入れていたかと言われればその可能性は限りなく低いでしょうね。わずか1年程度しか直通しない車両のために、相鉄側も乗務員訓練を行うとは思えません。あくまでも、埼京線の線路上での競演にとどまっていたかと思います。
妄想でしかないのですが、もしかすると2016年のハエ28最後の花道ともいえる川越車両センターまつりに相鉄車も並んでいたのかもしれないと思うと、見てみたかったな…と思います(笑)2015年度に予定通り開通していればどんな埼京線だったのでしょうかね?妄想がはかどるものです。
それでは今回はここまでにしてたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!