てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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館林車で都内車を!東武8000系 8565F 廃車へ 狙いは何なのかを考える(8562Fも同時廃車)


こんにちは!
本日、東武鉄道8000系の8562Fと8565Fの廃車回送が行われました。今回も例によって東武ファンクラブの団体臨時列車を兼ねた廃車回送となりました。
8562Fは館林車で、8565Fは都内車でした。

↑8562F

↑8565F
e231211.hatenablog.com
先日の記事で館林ワンマン用であった8579Fが都内ワンマン車に転用されたということをお伝えし、更に8565Fも運用離脱をしているということをお伝えしていましたが、やはり8579Fは8565Fの置き換え用ということでした。8000系同士の置き換え劇は、2023年にも8576Fの転用により、8570Fが廃車になっており、これに次ぐ動きとなります。
8562Fに関しては館林車で、検査期限も来年に迫った東武の最古参編成でしたので、10050型デビューのタイミングでの廃車もうなずけるところですね。ちなみに8562Fの廃車により東武の8111F、8506Fを除く最古参編成は野田線で活躍する8158Fとなりました。また、ナニワ工機製造の8000系は8562Fの廃車により消滅しました。

それでは館林車で都内車を廃車にする狙いは何なのか?ということを考えてみたいと思います。この狙いは主に二つあるのかなと思います。まず一つ目が検査期限の関係です。8565Fは前回検査が2021年5月となっており、検査切れが来年に迫っています。一方、8579Fは2023年3月の検査出場ということで、2027年まで持たせることが出来ます。8579Fに置き換えることで直近の8565Fの検査をスキップすることが出来るということですね。
そして二つ目が車内設備の充実化です。8000系ワンマン車のうち、前期に修繕を受けた編成には車内設備にドア上のLED表示器のが設置されていません。現在設置されていないワンマンの8000系は8562F、8565F、8568F、8575Fです。一方でそれ以外の編成にはLED表示器が設置されています。このことから、LEDが設置されていない編成を設置されている編成で置き換えれば車内設備の充実化を図ることが出来るということです。今回も8565F→8579Fの交換により、車内LED設置編成が増えています。こういった狙いも考えることができるということです。

こういった狙いを考えると、2024年8月に検査期限を迎え、なおかつ車内LED未設置の8568Fは館林の8572Fもしくは8574Fでの置き換えとなることも推測できるのではないかと思います。一方で検査期限については8572Fも8574Fも2024~2025年中に迎える編成となっており、置き換えによるメリットは車内設備の充実化に留まると見られます。このあたりのことを東武がどう判断するのか、気になる所です。私は8568Fも廃車になるのではないかと思っていますが、もしかしたらリバイバルカラーの関係上、8568Fが残る可能性も完全には否定しきれないのではないかと思っています。8575Fに関しては予備車になる可能性(舘林車の8000系代走が出来なくなるため、都内ワンマン車の配置を5編成から6編成体制にする可能性)もあると思っており、こちらもやはり動向は気になりますね。今後の動向にも注目かと思います。
今回は東武8000系に関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!