こんにちは!
今回は713系に関する記事を書いていきたいと思います。
713系とは、現在は宮崎地区で活躍しているいわゆる東海顔と呼ばれる顔の車両です。113系譲りの顔ながらも、サイリスタ制御の車両になっていたり、485系の座席を搭載していたりと、なかなか個性的な形式となっています。
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713系
そんな713系、4編成が製造され活躍していましたが、2022年9月改正で2編成が運用離脱をしており、現在ではLk-2編成とLk-4編成の2編成が活躍しています。なお、2024年1月24日現在ではLk-2編成が事故による修理のために小倉工場に入場しているため、Lk-4編成が実質1編成のみで活躍しているような状況となっています。そんな713系、今年中に検査期限が切れることになっている上、今年のダイヤ改正では宮崎地区の減便も発表されており、今後が気になる状況になっています。今回は宮崎地区の改正後の運用を見ていきたいと思います。
宮崎空港線の減便発表
https://www.jrkyushu.co.jp/railway/dai2024/pdf/press_miyazaki24.pdf
まず、今年のダイヤ改正内容から見ていきたいと思います。今年のダイヤ改正では宮崎空港線において減便が行われます。宮崎空港線の普通列車がおよそ3往復分減便されることになります。減便の時間帯を見てみると、朝の普通列車は朝の時間帯に上り2本、下り1本減便され、更に夕方の時間帯には上りが1本、下りが2本ずつ減便されます。結構な減便のように見えますね。このうち、713系は夕方の減便の対象の便に充当されており、713系運用の1往復分が減便の対象になっています。そのため、713系の存続が危ぶまれているということですね。また、この1往復分が減便されることを考えると、それに付属する2運用についても713系の運用から外れると見るのが自然なのかと思います。そうなると、713系の夕方の運用はほぼ無くなってしまう可能性があるということです。
713系減便対象の713系運用(青)とそれに付属する運用(赤)
南宮崎 16:40発 宮崎空港 16:47着
宮崎空港 16:51発 高鍋 17:37着
高鍋 17:51発 宮崎空港 18:45着
宮崎空港 19:32発 延岡 21:26着
延岡21:42発 南宮崎 23:23着
一方で、713系は朝の時間帯は日豊本線で使われており、こちらは減便の対象ではありません。それどころか、817系運用では4両への増結や、一部運用の一部延長も発表されています。そのため、713系は朝の時間帯については、存続することが出来ると見ることが出来るかもしれません。しかし、仮に他地区から817系が1編成でも転属してくるとなると、713系の運用は置き換えることが出来るのではないかと思われます。
迫る713系の検査期限
こういったダイヤ改正に加え、不安要素としては現在活躍している2編成の検査期限が迫っているということです。両編成ともに今年中に検査期限が迫っています。こちらの動向としては、現在修理のために小倉に入場しているLk-2編成がどうなるのかも見ものですね。Lk-2編成は昨年の12月14日に入場しており、1か月以上入場している状況が続いています。事故修理にそこまで時間がかかるのか分かりませんが、こちらが入場と同時に検査を通して出てくると、確実に運用続行でしょうね。Lk-2編成がどのような姿で出てくるのか、これは非常に注目でしょうね。
ということで、今回は713系に関する記事でした。果たしてどうなるのでしょうかね。JR九州は415系一斉離脱のようにかなり予測しずらいことをしてきますので、予測が難しいですね(笑)どうなるかは分かりませんが、713系には注目していた方が良いと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!