こんにちは!
今回は西武鉄道に関する話題です。先ほど、西武鉄道が黄色の6000系(6017F)を運行することを発表しました!
www.seiburailway.jp
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西武6000系
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— 西武鉄道イベント情報 (@seibu_event) 2023年9月29日
10/1(日)運行開始🎊#西武有楽町線開通40周年記念車両
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西武有楽町線は1983年10月1日に新桜台~小竹向原駅間が開通。
開通40周年を記念し、当時の車両を彷彿とさせる黄色いラッピングを施した6000系車両です✨
準備中の6017Fの様子をお届け📸#黄帯の6000系
詳細⬇️https://t.co/xKPAWX9N51 pic.twitter.com/ykh17C2sMy
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実際のラッピング車両(西武公式ツイッター)
西武6000系は現在、新宿線と池袋線で走っていますが、5直に乗り入れる池袋線の車両が対象となるようです。なぜ黄色になるのかというと、西武有楽町線開通40周年記念だということです。40周年を記念し、開業当初走っていた営団7000系の黄帯を再現するということです。西武のイエローではなく、営団の再現を西武車がやるという非常に面白いラッピングですね(笑)運行開始は10/1~。明後日日曜日からですね。1年程度の運行期間となるようです。
西武有楽町線と営団7000系の関係
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営団7000系
営団7000系とは、1974年から2021年まで営団地下鉄・東京メトロで活躍していた車両です。2023年現在ではインドネシアに譲渡された車両が現地で現役で活躍している他、新木場CRにトップナンバーの7101Fが10両編成で保存されています。この車両は1974年の営団有楽町線開業から運行を始めました。そして1983年、新桜台~小竹向原間に西武有楽町線が開業します。この西武有楽町線は小竹向原で営団有楽町線と乗り入れることになるのですが、このころ、西武有楽町線は西武池袋線と接続されておらず、更に西武は車両も準備していませんでした。そのため、西武有楽町線は営団7000系による片乗り入れ運用のみとなっていました。西武の路線なのに西武の車両が走らないという状況で、開業当初に西武有楽町線で活躍していたのが営団7000系ということになります。つまり、1983年の西武有楽町線開通当初は営団7000系による運用しかなかったため、開業記念の今回の復刻は営団7000系がモデルとなっているということですね。その後、1994年には西武有楽町線が新桜台から練馬まで延伸され、西武車も営団に乗り入れるようになり、1998年には池袋線にも乗り入れるようになりました。
黄色い6000系は過去にも…
ここからは西武6000系に話を変えます。普段は青色のデザインとなっている6000系ですが、2015年にも西武6000系が黄色になったことはありました。
https://www.seiburailway.jp/file.jsp?news/news-release/2015/20150413y6000.pdf
10/1に、西武有楽町線は開通40周年を迎えます✨
— 西武鉄道イベント情報 (@seibu_event) 2023年9月28日
今から40年前の1983年10月1日に、新桜台~小竹向原駅間が開通、地下鉄有楽町線との直通運転を開始しました。
過去にはこんな電車も…!#新桜台駅 で撮影した1枚です📸#西武有楽町線開通40周年 pic.twitter.com/I3mTwHrRCM
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過去のラッピング(西武公式ツイッター)
しかし、このころはあくまでも西武の黄色の電車をモデルとしたラッピングとなっており、フルラッピングでした。そのため、今回の7000系をベースとした帯部分のみのラッピングとはまた全然違ったラッピングです。黄色の西武6000系としては二度目ですが、全くデザインが異なるということですね。
西武車の営団復刻ラッピング、非常に面白そうですね。1年近くの運行期間があるということで近いうちに見に行けたらと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!