こんにちは!
今回は中央線の209系に関する話題です。
先ほど、障害連(障害者の生活保護を要求する連絡会議)の参与である、太田修平氏がTwitter上にて、209系1000番台が来年秋まで活躍する予定であると、JR東日本との会議によって明らかになったと公表しました。
JR東日本と話し合いを6月14日(水)行いました。
— 太田修平(Shuhei Ota) (@shogairen) 2023年6月15日
日野駅には大きいスロープを入れたという事でした。
2031年までにはホームの嵩上げとホームドアの設置
を行うとの事でした。駅員の対応については徹底させる
との事でした。209系は来年の秋まで走る予定との事
でした。#障害連 pic.twitter.com/OFrofHk1PR
こちらのツイートに事の経緯が記載されていますが、どうやら駅員さんによるスロープ介助が行われた際、日野駅にて転倒事故が発生しそうになったため、障害連とJRとの話し合いが6/14に行われたということでした。事故が発生しそうになった原因は「日常的に運行している車両よりも床が高く、更に日野駅のホームが低いという悪条件が重なったため」ということが明らかにされたということです。日常的に運行している車両より床が高い車とはおそらく209系1000番台を指していると思われます。(E233系は床面の高さが低く設計されていますが、209系はそのような設計は行われていません)209系の車両設計と日野駅のホームの低さ、この二つが重なり、このようなことが発生したようです。そういったことが判明した過程で、JR東から障害連にお話があったのでしょうか。太田氏のツイートによると、209系は来年秋まで走る予定とJR側から話があったと明らかにされています。またホームの嵩上げやホームドア設置も2031年までに行われるということが明らかにされたようです。
209系は兼ねてより、E233系グリーン車導入延期により、当初の活躍の予定期間の最大期限であった2024年春から延命されるのではないかといった噂がありましたが、どうも本当に延命される可能性が高そうですね。2024年秋までグリーン車関係の工事が続くということでしょう。
ちなみに、この情報の出元の信頼性はかなり高いと思われます。障害者の生活保護を要求する連絡会議は、1976年発足の任意団体で、更にNPO法人「日本障害者協議会」の協力組織です。さらに太田氏は日本障害者協議会の理事でもあるようです。そういった方の、更に鉄道ファンでもない方が、JRと会議を行った上での情報発信ですので、おそらく本当にJR東日本がそういった発言を行った可能性は高いのでしょう。意外なルートで209系の余命が判明したような気がしますね…(笑)
最終的に計画変更があるかもしれませんが、現段階ではJR東日本は209系を2024年秋まで走らせる予定である可能性がかなり高いのではないかと思います。2025年グリーン車開始に向け、残り約1年、最後まで駆け抜けてほしいものです。
最後までご覧いただきありがとうございました!