こんにちは!
今回は701系に関する記事を書いていきたいと思います。今年の2月には209系が30周年に突破した、JR東日本初期の新系列電車。そんな中、昨日、「209系の交流版」ともいえるような、701系がデビュー30周年を迎えたようです。
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701系(JR東日本車)
209系の30周年を皮切りにどんどん209系の派生形式が30周年を迎えることとなりますね。今後、E127系やE217系も30周年を迎えることになります。
そんな701系、既にデビューから30年が経ち、新しい形式とは言えないような状況になりつつありますが、まだまだ活躍することが決定しています。というのも、3セクに譲渡された701系に延命工事計画があることが、これまでに分かっています。まず、確実に行われることが確定しているのが、青い森鉄道の701系です。
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青い森鉄道701系
青い森鉄道とは2002年の東北新幹線の八戸駅までの延伸の際に、並行在来線が3セク化されることに伴い誕生した鉄道です。その際、JR東日本から701系1編成が譲渡された他、新造車両も1編成製造されました。その後、2010年に東北新幹線が新青森駅まで延伸されることになり、青い森鉄道の運行区間が拡大することになります。その際に、JRから更に7編成の701系が譲渡され、現在ではJRからの譲受車8編成と、路線開業時の新造車1編成、計9編成の701系が活躍しています。これらの編成は全編成が2015年までに機器更新を実施済みとなっています。そんな青い森の701系ですが、更に延命工事が行われる予定であることが報道されています。
www.daily-tohoku.news
この記事では主要機器の交換といった延命措置が行われる予定であると書かれていますね。以前、JR東日本の労働組合資料から、機器更新後にリニューアル工事を行い、寿命を長くするといった動きが起こる計画があるという資料が公表されていましたが、それに似たような形になるのでしょうか。このような延命工事が行われた場合、だいたい車齢40年ぐらいまでは活躍できるのではないかと思いますね。
更に、同じく三セクのIGRいわて銀河鉄道に所属している元701系(IGR-7000系)についても車両の長寿命化が行われる予定であることが分かっています。
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IRGいわて銀河鉄道IGR-7000系
IGRの7000系はJRから譲渡された0番台4編成と、自社製造の100番台3編成、計7編成が活躍しており、いずれも機器更新は実施済みです。こちらの鉄道の車両についても、今年公開の資料に「車両の長寿命化による車両更新時期の延伸」といった記述があることが確認されています。こちらについては、どのような長寿命化が行われるのかは分かっていませんが、おそらく何らかの改造が行なわれるものと思われます。
igr.jp
このように3セク譲渡組の701系に関しては、延命工事の実施などによりこれからも長く活躍していくことになり、おそらく車齢40年ぐらいまでは活躍するのではないかと思います。また、今後JR組にもこういった改造が行なわれていくのか、非常に気になることろですね。
今回は701系に関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!