こんにちは!
今回は京成に関する話題です。一昨日の未明、今年度唯一の導入車両となる3100形3157FがJ-TRECを出場し、落成しました。本来ならば昨年度の導入予定であった57F、年度をまたぎついに落成となりましたね。正直、想像以上に早くの落成に驚いています。
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3100形 ※(3157Fではありません。)
そんな3157Fの落成により、今すぐにでも消えてしまうかもしれない車両と言うのが存在します。その編成が、京成3050形3056Fのアクセス塗装です。
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3056F
3100形はアクセス特急用の3050形の置き換え用として登場しており、これまでも5編成の3050形を置き換えました。そして3055Fが置き換えられたのは2021年11月。3056Fはそれ以降、およそ1年半以上にわたり、孤軍奮闘を続けていました。この編成は当時活躍していた5320Fや3400形などと一緒にネタ編成として人気だったのではないかと思います。ちなみに置き換えられた3050形は、本線用の一般的な京成カラーに塗装変更が行われます。
そんな3056Fも、3157Fの落成により、ついにアクセス特急を退き、それと同時に3050形のアクセス塗装が消える可能性が高いということですね。3157Fが運用入りすればすぐにでも落とせますので、本当に後数週間も持たないかもしれませんね。想定以上に早い落成でした。
3056Fの塗装変更まではほぼ確定路線ですが、その後の対応も気になるところです。というのも、3056Fが本線系統の車両を置き換えるのか否かという点も気になります。一応、本線系統の車両で引退が発生するならば最後の3400形となっている3448Fの引退の可能性が濃厚です。しかし、3448FもSRアンテナを取り付けたばかりです。こういったことを考えると、3448Fが廃車になるかどうかは微妙かなとも思わない気もしないでもありません。というのも、4月に3400形の3438Fが引退しましたが、こちらの置き換え編成が不明なのですね。3418Fに関しては、明確に2017年のSR予備の3000形での置き換えと分かります。3438Fは北総線にデジタル無線予備車として貸し出していた7300形を京成返却することで置き換えるのではないかと思っていましたが、返却される様子が今のところありません。更に北総には脱線事故の影響で、もう一編成予定外にリースされており(こちらは暫定リースではなく、恒久リースと思われます)、京成の8連は、3157Fを含めなければ、本来よりも2編成分不足しているという状況になっている可能性が高くなっています。そのため、2017年増備組の3000形のうち、1編成は3418F、もう2編成は北総リースの3700形の置き換えということになっているものと思われます。そのため、本来は3400形は2編成残っているはずです。そんな中、3438Fが廃車になった上で、1編成の増備ということになっています。そうなると、3056Fの置き換えは3448Fではなく、3438Fだったのではないかとも考えることが出来るわけです。3157Fの導入発表直後は、3438Fは予備車削減で廃車、3448Fは3157fで廃車なのではないかと思っていましたが、よくよく考えてみると、3157Fの置き換えは3438Fの置き換えだった可能性も考えられるのではないかとも想像しています。そうなると、3448Fは3056Fの本線転属後も残るかもしれない可能性もゼロではないのかなと思うわけです。そして3448Fに関しては将来的に過剰配置となっている(10運用に対し、13配置)北総リースの7300形を京成に戻せば、いつでも廃車にできる状態ではあります。検査期限が差し迫っているわけでもなく、SRアンテナも付けたこの編成を早急に置き換える必要があるのかな?と考えてみると、疑問符がつくのかななんて思ったりもします。
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3400形
3448Fについては、正直微妙かなと思っていますが、もちろん廃車になる可能性も十分にありますので、記録をおすすめはします。3438F廃車以降も運用が回っていることを考えると、単に予備車削減の可能性もありますのでね。ただ、3438Fや北総リースとの兼ね合いも気になるなと思うというだけのお話です。
今回は京成電鉄に関する記事でした。3056Fアクセス色、まもなく消滅です。
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