てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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209系3100番台ハエ71編成 解体開始(E231系よりも新しい209系、不遇の廃車)

こんにちは!
今回は八高線で活躍していた209系3100番台に関する話題です。209系3100番台は既にハエ72編成の解体が完了していましたが、ついにハエ71編成の解体も始まったようです。まずは中間モハユニットの内装解体から始まっているようです。

209系3100番台ハエ71編成



ハエ71編成のモハユニットと言えば、2005年に製造された、209系では一番最後に製造された車両です。一部のE231系よりも後に製造された209系として、その特殊さから人気の車両でした。元りんかい線の先頭車に組み込まれて、機器更新も行われずに、八高・川越線一筋で約17年間活躍してきました。車齢的には、この車両を置き換えた後継のE231系3000番台や209系3500番台よりも若いので、3100番台はワンマン改造や機器更新を行ったうえで、引き続き八高線で活躍することは可能だったはずです。しかし、ストレート車体というのが影響したのでしょうか、結局のところ、自身より古い車両に置き換えられて、廃車解体となってしまいました。元209系0番台でさえもいまだに活躍している中での廃車、非常に無念です。


10年以上前の噂では、相模線と八高・川越線209系500番台と3000・3100番台に統一されて、3000・3100番台は機器更新の上、八高線に残留するという話だったんですけどね…その計画が実行されていたら…と考えるとちょっと寂しいものです。205系でも、元山手線の前期車はほとんど現存しているのに対し、600番台や相模線用を見ても分かることですが、後期車はどんどん解体されています。どの形式も後期車は恵まれない車両が多いというのも、なんとなく頷けるような気がします。
先頭車のドアには化粧板がついているのに、モハユニットはついていなかったり、車内の雰囲気が全然違ったり、そんなちぐはぐ具合が非常に好きな車両でした。長い間お疲れさまでしたという言葉に尽きます。
最後までご覧いただきありがとうございました!