こんにちは!
さて、今回は西鉄電車の貝塚線の話題となります。
貝塚線では現在600形という1962年から走っている、とても古い車両が活躍していますが、最近のラジオ放送によって後継車両の言及があったようなんです。実際このラジオを聞いてみましたが、どうもラジオ出演者の方が西鉄の関係者から聞いた情報のようです。今回はそのことについて書いていきたいと思います。
ラジオで言及されていた後継車両というのは6050形です。
↑600形
↑6050形
6050形とは現在は西鉄の天神大牟田線で活躍している車両で、VVVF制御の車両になります。1997年ごろから活躍していますが、2019年までに全編成機器更新を行っていて足回りに関しては新しい車両です。3両・4両合わせて計7編成が活躍していますが、そのうち1編成はTHE RAIL KITCHEN CHIKUGOに改造され、観光列車として活躍しています。
↑THE RAIL KITCHEN CHIKUGO
この形式が貝塚線に転属するようなんですが、疑問が残る点がかなりあります。
まずは、編成数についてです。現在貝塚線の600形は8編成が活躍しています。しかし、今回言及された6050形は観光列車を含めても7編成しか在籍していません。観光列車が転属するとは考えにくいので、さらに1編成減って実質転属可能なのは6編成のみなんですね。こうなるとかなりの数が減ることになります。この問題をどうするのかが気になるところです。
さらに現在貝塚線は2両編成ですが、6050形を2両編成に組み替えることができるのか?というのも疑問なところです。というのも6050形は先頭車の電動車(クモハ)がありません。先頭車を電動化するとなると、かなり費用がかかります。わざわざ電動化するくらいなら元から7000形を貝塚線に導入する方がいいような気がします。ここも気になる点です。
しかし、もしかすると運用整理が行われ、2両×8本体制から3両×6本体制にするのかもしれません。編成数を減らす代わりに、1編成当たりの両数を増やすことによって利便性を確保するという方法もなくはないと思います。
そして6050形が転属後の6000形の処遇についても気になるところです。というのも大牟田線には6050形と見た目は同じだけど、機器類が少し古いものを使用している形式として6000形という車両がいます。この6000形と6050形は連結が可能で、一緒に走ることによって編成数を確保していました。しかし、6050形が引退してしまうと、残る6000形の本数は4両×6編成、3両×3編成とかなり少なくなってしまい、天神大牟田線での運用の組み方にかなり支障がでてしまうと思われます。一応7000形とも連結可能なので、6050形の代わりに7000形との連結運用が増えるのでしょうか?いろいろと気になるところです。
↑6000形
実際に転属するとなるとかなり気になる点が残りますね。6050形は早ければ2023年度の中期経営計画中にも置き換える候補となるようです。これまでネットで噂されていた後継車両としては、天神大牟田線を引退する5000形や元から2両編成の7000形という噂が多かったので今回の話にはかなりびっくりました。もし、6050形を導入するならば、単なる置き換えではなく、編成数の変更もからむ貝塚線改革が進みそうです。今後の情報に期待ですね。(※あくまでもラジオの出演者の方のお話であり公式情報ではありませんので、今後計画が変わる可能性もあると思います。)
ちなみにそのラジオはこちらのURLからradikoのボタンを押すと、radikoを使って聞くことが出来ます。言及されている箇所は1/18日放送分の1時間17分ごろからです。1月24日まで聞けるようですので、ぜひ聞いてみてください。
ラジオ『Urban Dusk』URL
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CROSS FM