こんにちは!
今回は乗車記です。昨日、鉄道ファンの間で、トレンド入りするほど話題になった列車が運行されました。その列車とは、伊東按針祭花火大会号です。この車両は上下2本ずつ運行され、上下1本ずつがE257系5000番台、上下1本ずつがE657系で運行されました。このうちのE657系の運転が非常に話題になりました。なぜ話題になったのかと言うと、E657系が品川以南で初めて営業運転を行った運用だったからです。普段は常磐線特急として品川~仙台で活躍している車両が、この日限りで東京~伊東で走るわけですから、それは話題にもなりますよね(笑)実際に私も非常に楽しみにしており、10時打ちをしてまで切符を取りましたので、昨日乗車してきました。今回は軽い乗車レポのようなものを書いていきたいと思います。おそらくユーチューバーなどもたくさん動画が上がるでしょうから、私のは緩くいきます(笑)
さてまずは乗車前に電光掲示板から。
鉄道ファンはこういうの撮りがちです。まあ毎年一回しか表示されない珍しい表示ですから、こういうのは私も撮りたくなりますね。
そして車両側のLED行先表示器
特急単体幕なのかな~と思っていましたが、なんとちゃんとした表示を準備していたようです。表示は「臨時特急 伊東 指定席」でした。こんな幕が登録されていたのですね。びっくりしました。
続いて車内を見てみましょう。車内は常磐線と変わらない普通のE657系の車内です。ただ普段とは違うのがドア上の車内LED表示器です。
こちらは終始無表示でした。臨時運用の場合、たいていの特急列車で無表示のことが多いので、通常の臨時列車の扱いということでしょうか。そしてもう一つ、普段見れない姿がこちらです。
座席ランプですね。常磐線で運行されているときはこの座席ランプが光ります。これは常磐線特急が座席未指定券を導入しているからです。しかし、今回は座席未指定券の扱いはなく、全席指定で運行されていましたので、ランプは無表示でした。これは結構珍しい状態なのではないかなと思います。
車内外のイレギュラーな対応はこんな感じでしょうか。非日常感が味わえて楽しかったですよ。続いては車内放送です。車内放送は東京出発時点の放送をYouTubeにあげましたので、それをこちらに貼り付けたいと思います。
youtu.be
こんな感じ。車内放送は車掌さんによる肉声放送でした。さすがに一年に一回の臨時特急の自動放送パーツはないでしょうから、当然の対応ですかね(笑)ただ、床下を聞けばVVVFが聞こえてくる特急に自動放送がないというのは結構な違和感でした(笑)ちなみに、唯一自動放送が鳴ったタイミングもありました。そのタイミングが緊急停止したタイミングです。この特急の運行中、踏切点検が行われた影響で線路上で一時止まってしまいました。その際に運転を見合わせていますといった内容の自動放送が流れていました。停車駅案内などをしないので、こちらは使えるということですね。
この後は、品川、川崎、横浜、大船、藤沢、小田原と止まっていきました。途中藤沢~小田原間で既述の通りの緊急停止があり、20分ぐらい遅れました。そして小田原出発後はノンストップなのですが、実際には運転停車があります。まずは熱海駅です。
熱海駅では伊豆急8000系と並んでいました。ホームには鉄道ファンの方も多かったので、熱海らしいイレギュラーな並びの写真が撮れたのではないかなと思います。
その後、伊東線内で2~3度ほど行き違いの運転停車がありました。E257系5000番台と来宮駅ですれ違いましたが、あれは臨時踊り子でしょうか?この日は5000番台は踊り子にも入っていたんですね。
そして最終的に10~15分ほどの遅れまで回復して伊東駅に到着しました。
伊東の駅名標と。
臨時改札も出ていました。
伊東按針祭花火大会1号に使われたE257系とも並びました。
こんな感じですね。とにかく、東海道線や伊東線でE657系に乗るというのは不思議な体験でしたね。特に伊東線内はとても不思議な感覚でした。次にいつE657系が東海道線で走るかは分かりませんが、とても貴重な体験が出来てよかったなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!