こんにちは!
今回は、東急2020系の南栗橋疎開についての記事を書いていきます。
本日、もうすぐ離脱が予測される東京メトロ8000系8113Fを撮影していたところ、先行の列車に東急2020系2150Fの回送列車が走っていきました。
列番は49Kですので、不定期回送だという事が分かります。
この回送、いったい何の回送なのだろうと思って調べてみたところ、どうやら疎開返却の回送であるようです。2150Fは今月9日の35K運用で、南栗橋に入庫した後、営業運転に就いておらず、南栗橋留置となっていたようです。そして、本日に49Kで疎開返却が行われたと思われます。実は、このような短期間の南栗橋疎開は、かなり行われているようです。今年6月以降の短期間の疎開状況を、運用情報をもとにまとめてみると、以下のようになります。(3~4日の短い留置は記載していません)
2134F 5/31 35K運用 南栗橋入庫~6/8 27K運用 南栗橋出庫 留置期間:6/8~7
2135F 6/1 35K運用 南栗橋入庫~6/9 27K運用 南栗橋出庫 留置期間:6/2~8
2132F 6/7 35K運用 南栗橋入庫~6/15 27K運用 南栗橋出庫 留置期間:6/8~14
2133F 6/8 35K運用 南栗橋入庫~6/16 27K運用 南栗橋出庫 留置期間:6/9~15
2139F 6/14 35K運用 南栗橋入庫~6/22 27K運用 南栗橋出庫 留置期間:6/15~21
2140F 6/15 35K運用 南栗橋入庫~6/23 27K運用 南栗橋出庫 留置期間:6/16~22
2146F 6/21 35K運用 南栗橋入庫~6/29 27K運用 南栗橋出庫 留置期間:6/22~28
2127F 6/29 35K運用 南栗橋入庫~7/6 27K運用 南栗橋出庫 留置期間:6/30~7/5
2124F 7/5 35K運用 南栗橋入庫~7/14 42K運用 南栗橋出庫 留置期間:7/6~13
2125F 7/6 35K運用 南栗橋入庫~7/14 27K運用 南栗橋出庫 留置期間:7/7~13
5103F 7/13 35K運用 南栗橋入庫~7/21 27K運用 南栗橋出庫 留置期間:7/14~20
2129F 7/19 35K運用 南栗橋入庫~7/27 27K運用 南栗橋出庫 留置期間:7/20~26
2148F 7/20 35K運用 南栗橋入庫~7/29 27K運用 南栗橋出庫 留置期間:7/21~28
2150F 8/9 35K運用 南栗橋入庫~8/14 回49K 南栗橋出庫 留置期間:8/9~14
2133F 8/11 回29K 南栗橋入庫~現在
漏れがあるかもしてませんが、確認できた限りではこのようになっています。
それでは、なぜ、日常的に短期間の2020系疎開が行われているのでしょうか?この理由は、おそらく長津田検車区の容量の問題が絡んでいるのではないかと思います。現在、東急では、目黒線や東横線の3000系、3020系、5050系、5080系に増結を行っていますが、その増結車両は長津田に留置されています。更に、組み込み工事も長津田で行うので、検車区に目黒線や東横線の車両がいることも多くなっています。通常は長津田には居ない車両が居るので、おそらくキャパが不足しているのではないかと思います。更に、2020系の最終増備車が落成しているにも関わらず、相変わらず8500系の8637Fも在籍し続けており、田園都市線系統の車両も、2023年2月以降に予定されている在籍数よりも過剰の状態が続いています。こういったこともあり、長津田の容量が不足しているため、南栗橋での留置が行われているのではないかと思います。
この疎開が、いつまで続くのかは分かりませんが、増結車の組み込み工事が終わるまで行われる可能性もあるのではないかと思っています。
今回はここまでにしたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!