こんにちは!
今回はJR西日本の奈良線103系に関する話題です。昨日、JR西日本の吹田総合車両所において見学ツアーが行われたようです。今回のツアーは奈良線103系の元NS407編成のクハ103‐216と元NS409編成のクハ103‐226が最後の展示となることが発表されており、今回のツアーが終わり次第、解体となるようです。
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クハ103‐216とクハ103‐226
この写真は2022年の8月に撮影したものです。
この103系、一体なんなのかということですが、2022年まで奈良線で活躍していた車両たちです。奈良線の103系は多くの車両が2018年ごろまでに引退していましたが、この2編成のみは他の編成よりも長く活躍していました。
現役時の2編成
しかし、2022年3月のダイヤ改正直前に事前の予告なしにサイレント引退。最終運用の車内放送で103系奈良線の引退が告知され、引退することが明らかとなったのでした。その後、7月に吹田に廃車回送され、廃車となりました。しかし、上記の2両のみは廃車後も解体を逃れ、見学ツアーの定番展示車両として留置され続けていました。しかし、その展示車両としての役目も終え、ついに解体されるということです。いよいよ奈良線103系の本当の終焉ということで、寂しくなりますね。この2編成は2020年以降、NS407編成は褪せた黄緑色のパッチワーク塗装、NS409編成は綺麗な黄緑色の塗装となっており、塗装を見ただけですぐにどちらか分かるというのが特徴でした。実際に上記の写真でも緑の色味の違いが分かると思います。しかし、昨日のツアーのツイッターの写真を見えていると、NS409も色あせてしまい、どっちも変わらないような塗装になってしまっていましたね。1年半以上に渡り留置され続けていたのですから、当然と言えば当然かもしれませんが、引退から本当に時間が経ってしまったのだなということを実感します。
引退から約2年、ついに姿を消すということで、お疲れさまでした。奈良線の103系は結構乗ったので寂しいなと思います。
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和田岬線 103系
一方で昨年の春の改正で引退した和田岬線の103系R1編成に関しては未だに明石支所に留置され続けているようです。こちらは廃車にもなっておらず、西明石で眠っています。もうすぐ引退から1年が経ちますが、今後なんらかの動きがあるのでしょうかね?この車両の動向も気になる所です。
西日本の103系は、先日加古川線用のM2編成も廃車回送が行われたみたいで、着実に数が減っていますね。
今回はJR西日本の103系に関する話題でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!