こんにちは!
現在、651系1000番台 OM201編成が配給輸送されています。行き先は郡山総合車両センターで、牽引はEF81 139[尾久]です。ほぼ確実に廃車回送ということになります。
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実際の様子
(右は宇都宮配給です。併走していきました。)
昨日の記事でお伝えした通り、651系1000番台はOM201編成を除き全車両が廃車済となっています。0番台も既に存在しませんので、このOM201編成が廃車となり次第、651系は全車両が廃車となったことを意味し、形式消滅となります。もっとも、保存などで1両ほど車籍を維持する可能性は否定はできませんが、それでもやはり現役車両がゼロということになります。
OM201編成といえば、651系のトップナンバーです。そしてスワローあかぎ91号として、651系の運用のラストランを飾った車両でもあります。私もこのラストランは乗車しました。(記事)ラストランもトップナンバー、最後の廃車回送もトップナンバー。これは大宮支社が敢えて狙ってやったことなのでしょうかね?かなり粋なことをするな…と思いました。
651系も全廃ですか…。ダイヤ改正以降、一度も臨時運用にも就いていなかったので、いずれこの時が来るのは分かっていましたが、寂しいものですね。やはり651系と言えば、私にとってはスーパーひたちのイメージです。タキシードの白い車体が上野から出発していくのをよく覚えています。そして、高崎線にやってきてからは私もよくお世話になりました。大宮に行くときにはよく乗っていました。ふかふかの座席の座り心地のよさが快適な車両でした。651系はデザインが現代的なことも相まって、まだまだ走れそうな気がしますが、実際には相当ガタが来ていたのでしょう。E257系の突然の転用劇を見ていると、その辺りはなんとなく察しがつきます。常磐線時代、130km走行を連日繰り返していたこともあり、やはり老朽化も早かったのでしょうかね?それでも、251系やE351系よりも長生きしたのですから、大したもんだと思いますよ。
ということで、これにて正真正銘、651系は完全引退となります。JR初期のフラッグシップとして、長い間の活躍、本当にお疲れさまでした。楽しい旅をありがとうございました!
651系OM201編成 疎開履歴
4/19~4/23 川越車両センター疎開
4/27~5/04 宇都宮駅構内疎開
5/06~5/14 高崎車両センター疎開
5/22~5/26 高崎車両センター疎開
6/24~6/29 川越車両センター疎開
ー最終運用:2023年3月17日 スワローあかぎ91号(651系ラストラン)ー
通算運用期間(廃車回送施工日まで):34年10か月5日(12727日)
OM201編成、長い間お疲れさまでした。
最後までご覧いただきありがとうございました!