こんにちは!
昨日は鶴見線のE131系導入が正式に発表され、さらにこれまでのE131系とは全く違う構造の車両ということで大いに盛り上がりましたね。実は同じ時に、南武支線のE127系の営業運転の開始日に関するプレスリリースも発表されていました。南武支線と鶴見線の新型車両に関する情報の同時公開となっていたのですね。今回は現段階で発表されている中原界隈の新型車両たちの今後のスケジュールと205系の動向について、おおまかなスケジュールを紹介していきたいと思います。
南武支線の今後のスケジュール&205系の動向
↑
南武支線 205系1000番台
↑
南武支線 E127系
E127系デビュー日:9月13日 導入本数:2連×2編成
E127系置き換え後の運行体制:E127系2編成&205系1編成 計3編成体制
E127系に関しては9 /13から運行を開始することが発表されました。現在、1編成(V1編成)が中原に到着しており、試運転などを行っていますが、おそらく9/13までにはもう一編成(V2編成)もやってきて、2編成体制になるのではないかと思います。
E127系が運行を開始するということは、205系の3編成体制は9/12までということになります。また、E127系導入後の205系の動向について、昨日の記事で再び、205系は1編成が残留する予定であることが発表されました。(情報元) 二度目の報道ということで、残留は確定と見てよいと思います。南武支線の205系については全廃は免れることになりそうです。残留編成ですが、編成番号は発表されていません。検査順で考えるならW4編成が残るのではないかと思いますが、南武支線の車両の中でも最も古い編成なだけに、本当にこの編成が残るのかは少し疑問なところです。残留編成については実際に蓋を開けてみないと分からないといったところでしょうか。
鶴見線の今後のスケジュール&205系の動向
↑
鶴見線 205系1100番台
デビュー日:今冬
E131系置き換え後の運行体制:E131系8編成
E131系については、導入発表にとどまり、具体的な運行開始日については発表されていません。まだ未定なのでしょう。またE131系は8編成の製造と、205系時代よりも1編成減ることになりますが、先ほどの記事によると、鶴見線では205系の残留予定はなく、205系は全車両廃車になる予定だということです。
ここからは完全な推測になりますが、おそらく205系については来年の春のダイヤ改正までに定期運用を離脱するとみてよいのかと思います。過去に相模線にE131系が導入された際、E131系は2021年11月にデビューし、その後2022年2月までに205系を全車両置き換えました。そして2022年春改正にて、相模線はワンマン化となりました。こういった前例があるため、鶴見線に関しても、今冬からデビューし、来年の春までに205系の置き換えを完了させ、来年春のダイヤ改正からワンマン運転がスタートする可能性が高いのではないかと思います。スケジュール感はこんな感じではないでしょうか。
南武支線と鶴見線の今後の動向についてはこんな感じです。南武支線で205系が完全置き換えとはならないことが発表されている置き換え劇ということで、少しイレギュラーな置き換え劇ですが、205系が貴重なものになるのもすぐそこです。最後まで頑張ってほしいものです。そして今回の置き換え対象は2連と3連ということで、地方鉄道に融通の利きやすい組成であるような気もします。果たして譲渡車両が誕生するのか?ちょっと楽しみにしたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!