こんにちは!
今回は205系南武支線に関する記事を書いていきたいと思います。
9月にE127系が運用を開始して以降、205系はW4編成のみが引き続き南武支線に残り、W1/W2編成は運用離脱の状態が続いています。運用離脱をしている2編成は離脱後すぐに国府津車両センターへ疎開されており、今日まで中原車両センターには残っていませんでした。ところが、12/18までに2編成共に中原車両センターに戻ることが分かりました。
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この撮影会で、W1,2,4編成の3編成を並べた撮影会を実施することが発表されています。中原でやるということなので、この日までに2編成共に国府津から中原に戻るということですね。これ、なぜ戻るのかと言うと、交番検査のためでしょう。90日ごとに交番検査をしなければなりません。前回、205系が中原を去ったのが9月中旬ですから、12月でちょうど3か月なんですよね。そのため交番検査を受けるために中原に戻るのでしょう。休車の場合、検査期限を伸ばせるはずですが、かつて引退後、疎開されていた勝田の415系も同じような動きをしていたので、おそらく延長をかけていない=休車扱いではないのだろうと思います。
ただ今回の文章、案内文に「南武支線205系全3編成が中原支所に集うのは最後になるかも!?」という記載があります。もしかしたら、今回が中原に集まる最後の機会なのかもしれません。このまま国府津から廃車回送が行われる可能性もあるのではないかと、この記載から読み取れるのではないかと思います。中原は機関車が入線できませんが、国府津は機関車が入線できます。そのため、そのまま疎開先から廃車回送が行われる可能性もあるのではないかと思います。もしかしたら、廃車回送も近いのかもしれませんね。
ということで、205系が中原に里帰りという話題でしたが、この205系、今後譲渡などはあり得るのでしょうかね?20m級ではありますが、先頭化改造などは行わずに2両を組むことのできる車両ということで、20m導入可能な地方私鉄としては結構良い出物なのではないかと思ってもいます。例えば既に205系が譲渡されている富士急行、これまで3両編成でしたが、2両導入はどうでしょう?ただ、最近は外国人観光客の増加で富士急行も混んでいますから、なかなか2両は厳しいでしょうかね。鶴見線の205系は、向きや補助電源が、富士急譲渡組と異なるため、こちらも疑問視する点はありますが、3連の鶴見線の方が実現可能性は高そうでしょうか。
また、富山地鉄も良いのではないかとも思ってしまいます。富山地鉄は路線の特性上、2M0Tの車両のみしか導入できません。そのため、今後JR東海の213系なども購入できないと見られていますが、元京阪の車両など老朽化も進んでいるもの事実です。そこで、2M0Tのこの車両を、部品確保のために導入しても良いのかなと素人目には見えてしまいますが、果たしてどうなんでしょう。ちょうど車齢が同じぐらいの8590系もいます。ただ、雪の多い富山ではでは4ドアも失敗だったという噂もありますし、2編成だけ界磁添加励磁制御というのもメンテナンスなどが面倒でしょう。まあ、可能性はゼロに近いとは思いますが、個人的願望として、富山地鉄で見てみたいと思っています(笑)
秩父鉄道の5000系の置き換えでも良いかなとも思いますが、こちらは仮に205系が導入されるならば、同じ3両の鶴見線の車両の方が可能性が高いでしょうかね。後は三岐鉄道とか…?この辺りぐらいが思い浮かぶ感じかなとは思います。
簡単に上げてみましたが、私は譲渡は出ないと思っています。なぜなら、DCモーターが微妙なのとSIVの不調です。転属時に取り付けたSIVが不調だと、2022年の労働組合資料で指摘されていました。この辺りのSIV寿命はジャカルタの205系でも指摘されているようで、ジャカルタ組は韓国製への換装が計画されているとかなんとか…。譲渡されるならば少なくともSIV更新はしないと使い物にならないのでは?と思います。VVVF車の中古も出る時代、今更DCモーターを欲しがる会社はあるのか、ある意味見ものだとは思いますよ。ということで私は譲渡はなしと妄想しておきたいと思います。
今回は205系1000番台最後の里帰りと譲渡妄想でした。今後の動向にも注目ですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!