こんにちは!
久々にアニポケ感想でも書こうと思います。
またも、「ククイ」に影響を与えたサトシ。お互いが与え、与えられる存在なのだと実感しました。
やっぱり、ククイ博士がサトシに教育をするだけでなく、サトシがククイ博士に与えるものがある。これが本当に素晴らしいですよね。バーネット博士へのプロポーズの時も陰ながらサトシは背中を押しましたし、そして今回。ククイ少年がいま教師として、ロイヤルマスクとして、かっこよく強い姿を見せていられるのもこの時のサトシとの出会いがあったからでしょう。与え、与えられる存在。本当に素晴らしいと思いました。
個人的には、ニャヒートが一番思うところがあり、勉強になったと思います。
強くて、目標の存在のガオガエンの過去を知りました。しかもその時は、兄貴分としてニャビーに優しく接してあげていたのですよね。普段はかっこよいガオガエンの過去の姿と接して、楽しかったのではないでしょうかね?
ククイ少年のニャビー。この子がロイヤルマスクの超強いガオガエンに成長したのって、やっぱりニャヒートが関係していると思います。憧れのニャヒートを越すためにニャビーも猛特訓したからこそあんなに強くなったのだとおもいます。
ガオガエンはニャヒートのことを目標にし、ニャヒートはガオガエンを目標とする…。そう考えると感慨深いです。
個人的にびっくりしたのは、ほのおのZワザを一発で決めたことですよ!サトシの観察力の素晴らしさにも驚きましたし、なによりサトシとニャヒートは本当にひとつになっているのだということを実感させてくれました。市場の風来坊で最初はサトシに全然心を通わせなかったあのニャビーが…ですよ。サンムーンを最初から見てきた身として嬉しかったです。
そして、特筆すべきはオージイですよね。主ポケモンとして森を守るオーロット。森を操り木を成長させるという素晴らしい力を見せて、サトシたちを守る姿。本当に優しいなぁと思いましたね。オージイはククイ少年の未来を見極めていたのではないでしょうかね?だからこそZクリスタルを渡したのでしょう。好奇心旺盛でポケモンを愛せるククイ少年ならばきっと強くなる。オージイは絶対に見極めていたと思いますよ。
そして、現代に戻って来たときの御神木。これは本当に心にグッときました。演出が上手すぎますよ。時系列を表すと共に、いまでも木になってこの森を見守っているという事実。これを考えただけで本当に涙がでてきますよね。
森のポケモンやククイ少年に愛されたオージイだからこそ、いまでも大きな木となってこの森を愛し続けている。オージイにとって本当に素晴らしいことでしょう。そして、今でもサトシの様子をちゃんと見守ってくれているのです。これからも…ね。
そして、最後のアローラの日常。なんだかほっこりしましたね。
やっぱり、家族です。
手を拭かないこどもを叱るバーネット博士と「ただいま!」と元気よく挨拶をするサトシと、「おかえり。」と暖かく迎えるククイ博士。本当の家族も同然です。この姿を見れなくなるというのはやっぱり少し寂しいなぁ…と思い始めました。まだまだ続きますけどね。
こんなところです。
今回の話はことばでは言い表しにくい回でしたが、本当に心がすうっと温かくなるようなお話でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!