こんにちは！
久々の戯言シリーズですが、今回も私のふざけた意見をご覧いただければ幸いです。
突然ですが、皆さんが「美しい風景」と言われたらどんな物を思い浮かべますか？
恐らく多くの方は「富士山×桜」とか、「原生林」とか、「自然」関係のものを思い浮かべるのではないでしょうか？
もちろん、とても美しい風景ですよね！
自然の力強さって何かを惹きつけるものがありますからね。
ですが、本当にそれだけでしょうか？
私は人間が作り出した林「ビル群や大都会の様子」も美しい風景だと思います。
例えば、東京駅の丸の内口を出た正面に見えるビル群。普通の風景な気がしますよね。
ですがよく考えてください？
レトロ調の丸の内口×現代風のビルのコラボって、まさしく文明の進化の様子、移り変わる時代を表していて、とても美しくないですか？
もう一つ、鉄道に乗っていたら見える新宿付近の夜景。新宿大ガードのところですね。見渡す限りビルの群にも関わらず、一つ隙間が開いていて、鉄道に乗ると一瞬ながら奥の方のビルまで見渡せる。この風景って人間が作り出してきた技術が一つにギュッと詰め込まれているようで、とっても美しい と思います。
だいたい言いたいことは分かりましたでしょうか？
つまり、美しい風景というのは必ずしも「自然の美しさ」だけではないということですね！
遠くに行かなくたって、自然が無くたってどこかしら身の回りに美しい風景ってあるものです。
上記2つの例なんて日常そのものが美しい風景ですからね。
ビル群というと、暑ぐるしくて、狭くて、空気が汚くて…etcマイナスイメージが沸きませんか？
でも、私はこの大都会の雰囲気も好きですよ！
これらもふくめ人類が行ってきた歴史が詰まっているわけですから、これほど美しく楽しいものってあるはずがないんですよね。
だって、人間が住みやすいように工夫された街。それが大都会ですから。
ビルが立ち並び、人で溢れかえり、鉄道は超過密ダイヤ。
この風景も相当美しい文明の進化の証だと思います。
結局は自分たちが住みやすいように作ったものが一番美しいと思うに決まっていると思います。
だから一つ視点を変えてみては？
美しい風景=自然
これって必ず成り立つものでしょうか？
私はそうは思いませんね。
個人的には
美しい風景=日常風景
だと思います。
人間が人口的に作り出したもの。これこそに美しい風景は隠されているものだと気がつけると嫌な日常も少しは楽しくなるかもしれませんよ。
そんなことを思う今日この頃でした。
