こんにちは!&メリークリスマス!
クリスマスの筈なんだけどクリスマス感が0のてつとおですw
さて、もうすぐ2018年も終わりますね…。
そこで、今年の関東の鉄道車両の主な動きをまとめてみたいと思います!
では、まとめていきます!
※この記事の写真は揃える為にWikipedia様より引用しています。
山手線E235系導入とそれに伴う路線の動き
恐らく今年のメインはこれでしょう。
山手線の新型車両の本格導入により首都圏、更にそれを越えてまでも様々な動きがありました。
まずはそれについてまとめます。
1.山手線よりE231系の撤退が進む
2002年より山手線の主力車両として活躍してきたE231系500番台も将来的に山手線より撤退することが発表されてから早数年。今年はE231系の撤退が特に多い一年でした。
既に山手線の車両は半数以上がE235系に置き換わり形勢逆転。E231系の撤退が近いことを実感する時期に差し掛かってきたものだと痛感します。
撤退したE231系は随時、三鷹車両センターへと転属。黄帯の500番台も見慣れ始めました。
今後とも山手線より撤退、三鷹への転属は2020年春まで続く予定です。
2.三鷹を転属となったE231系の近郊路線への転属が進む
三鷹車両センターに所属していたE231系0番台、209系500番台の武蔵野線、八高線への転属は進んでいます。
それについてまとめます。
3.E231系、209系の武蔵野線転属
現在、三鷹車両センターからの転属が進んでいます。
2020年までに転属予定となっています。
それに伴う既存車両への影響については下記の通りです。
〔武蔵野線205系の置き換え〕
武蔵野線205系の置き換えは現在も進んでおり、既に10編成ほどが撤退済み。
撤退した205系はジャカルタへと海外譲渡が行われています。
2020年までこの動きは続く予定であり、205系の武蔵野線からの完全撤退はそう遠くはありません。
4.八高線E231系、209系3500番台の導入
E231系3000番台については現在も導入が進んでおり、4編成が導入されています。最終的には6編成が揃う予定です。
また、209系3500番台については、既に全編成が導入済みとなっています。
それに伴う既存車両への影響は下記の通りです。
〔八高線205系・209系3000番台の置き換え〕
205系完全撤退
八高線の205系3000番台は5編成が活躍していましたが、7月をもって八高線より完全撤退。これにより埼京線も含め、長らく205系を所有していましたが、川越車両センターより205系の所有が完全に無くなりました。
なお、引退した編成のうち2編成は富士急行へ譲渡が決定しており、今後は富士急行へと活躍の場を移すことになります。
また上記の2編成とは異なる編成のうち1編成もいまだに長野総合車両センターへ留置されており、今後が注目されます。
209系3000番台
209系3000番台の一部編成が運用離脱。
八高線の209系3000番台にも4編成中2編成で運用離脱が確認されています。
その内一編成については、東大宮訓練センターの訓練用機械への転用が確実となっております。
もう一編成については、撤退が確実となっている訳ではなく、運用離脱を確認の上、宇都宮へと疎開が確認されています。
残る2編成につきましても、近いうちの運用離脱が噂されています。
※3100番台についは大宮総合車両センターへの入場が離脱したことが確定したわけではありませんので記述は控えます。
山手線の新型車両導入はご覧の通り、首都圏にかなりの影響を与えていることが伺えます。
今後とも動きに注目です。
ここからは山手線に関係のないJRの通勤型車両の動きです。
5.松戸車両センターより209系1000番台が撤退、豊田車両センターへ転属
松戸車両センターに所属していた209系1000番台が他線区への転属のため撤退しました。
10月のさよなら運転をもって全2編成が既に離脱しています。
新たな転属先は豊田車両センターへとなっています。
既に一編成は転属済み、もう一編成は大宮総合車両センターで改造が行われている最中です。
この転属は豊田車両センター所属のE233系車両へのグリーン車設置工事に伴い予備車両が不足するため、それを補う目的で導入されています。
ここからはJR東日本特急車両の動きです。
6.E353系の導入が進む
2017年度より始まったE353系の増備は今年も進みました。
それに伴い、一つの形式が完全消滅をするなど、中央線特急もかなりの変化が起こっています。
〔E351系形式消滅〕
スーパーあずさ用の特急型車両E351系はダイヤ改正とともに完全消滅となりました。
一部の保存も行われず、既に過去の車両となってしまったE351系。中央線の顔でしたのでかなり寂しいですね。
〔E257系の一部が運用離脱〕
E257系につきましても動きがでてきています。
既に一部編成が運用離脱。更にそのうちの2編成については、転用改造が始まっているようです。
E257系は踊り子用車両への転用が確定しており、来年は185系にも大量の廃車が発生することになりそうです。
以上がE353系導入に伴う動きです。
7.豊田車両センターから189系が撤退
波動用車両としてE257系500番台が配置(転属されたかは不透明)されたため、元の波動用車両である189系は豊田車両センターより撤退しています。
1月に1編成が、3月に2編成が運用離脱しました。
残る189系は長野に配置されている1編成のみとなっています。
8.651系の一部廃車とE653系の勝田転属
勝田車両センター所属の波動用651系2編成のうち1編成が廃車となりました。
残る1編成もE653系の勝田転属に伴い廃車が噂されています。
またそれに伴う動きとしてE653系1編成が勝田車両センターへ再配置されました。
国鉄特急色を身にまとっての再配置となり、波動用車両として活躍する模様です。
9.185系一部廃車
185系B編成のうち一部編成が廃車となっています。
今後はE257系の導入に伴い、廃車はますます加速するものと思われます。
10.ジョイフルトレイン用車両の一部廃車
多くが485系から改造されたジョイフルトレイン車両も昨年に続き、一部編成が廃車となりました。
リゾートエクスプレスゆう-8月廃車-
※リゾートエクスプレスゆうの廃車により、ゆうマニ(マニ50 2186)も廃車となっていますが、譲渡の為部品取り禁止のなっています。
※NO.DO.KAは北陸の車両なので記載しません。
11.新たなジョイフルトレインの運行開始
(特急車両ではありませんが、ジョイフルトレインなので特急欄に記載します)
B.B.BASEの運行開始。
元中原電車区より転属した車両をサイクルトレイン用の車両に改造した車両が1月6日より運行を開始しました。
週末を中心に活躍しています。
いろはの運行開始。
2018年に小山車両センター所属の205系を改造した車両が4月1日より営業運転を開始しました。
ほぼ毎日運行しています。
その他
訓練センターや事業用車両の動きなどについてです。
12.新たな訓練用機械の登場
※写真はイメージです。
長野総合車両センターに所属していたクモユニ143-3が8月に東大宮の訓練用機械となっています。訓練用機械となったため、車籍は所持していないようです。
また、前述したように元209系3000番台の車両も郡山車両センターにて大宮総合訓練センター向けへの訓練用機械への改造が確認されています。
13.既存の訓練用機械の入場
横浜支社総合訓練センター向けの訓練用車両が郡山総合車両センターに入場しています。今後、解体されるのか更新されるのかが注目されるところです。
大体こんなものです。
こう振り返ってみると、たくさんの車両に動きがあったことが分かりますね。
特に2018年上半期の出来事は我々の記憶からも薄れかかっていたのではないかと思います。今回はこのように思い出せてよかったです。
最後までご覧いただきありがとうございました!