こんにちは!
今回はカシオペアに関する記事を書いていきたいと思います。
昨日、西武2000系2451Fと2453Fの甲種輸送が行われました。新秋津出発でしたが、その10分ほど前にも珍しい車両がやってくるということで、武蔵野線は大盛り上がりでした。その列車というのがカシオペアです。通常は東北へ向かうカシオペアが、今回は山梨県の甲府に向かうため、武蔵野線や中央本線を経由するという珍しいルートでの運行となりました。かつては時々信州カシオペアとして、長野まで乗り入れることもありましたが、ここ1~2年は信州カシオペアも設定されておらず、久々の運行となりました。中央本線を走行する場合、幅狭トンネルの関係上、EF64が牽引をすることになります。EF64牽引のカシオペアは中央本線を走行する場合にしか見ることは出来ず、珍しい姿になります。ただ、今回のカシオペアはEF64牽引とはいえども、これまでの牽引とは若干異なる点がありました。その点というのが、高崎の機関車ではなく、新潟の機関車の1030号機で行ったということです。
昨日のカシオペアの様子
これまでの信州カシオペアの牽引では高崎の機関車が使われることが多くなっていました。また、8月に行った試運転の際にもEF64 1053号機が使われており、試運転も高崎の釜で行っていました。しかし、今回の運転は新潟所属のEF64 1030での運行となりました。高崎の機関車は11月に旅客列車からの引退が発表されていますので、それに伴い新潟の機関車を使うようになったということなのでしょうかね。新潟のEF64については、1030,1031,1032が昨年に検査を通しており、まだまだ検査期限に余裕がある状況です。このことも影響しているのかもしれません。
事業用電気機関車の引退が迫る中、果たしていつまでカシオペアは走ることが出来るのか、今後どうなっていくのでしょうね。
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