てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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【今年が転換期?】3500形の現状 ~京成3200形導入でまもなく置き換えへ?~


こんにちは!
今回は3500形の現状をまとめる記事です。京成3500形は1972年に登場した形式で、既に車齢50年を突破している形式です。ステンレス車体であり、なおかつ更新工事も行われているため、そうは見えないように思いますが、実はこんなに古い車両なんですね。そんな3500形、未更新車と更新車の2種類がありましたが、未更新車は既に2017年に全廃となっています。


未更新車
そして更新車についてもほとんどの車両は残っていますが、一部の車両には廃車が発生しています。更新車は56両が存在していましたが、2018年に3532Fが、2021年に3520F+2両が廃車となっています。そのため、10両が廃車となっており、残りは46両です。今回はこの46両の現状をそれぞれまとめていきたいと思います。

4連ワンマングループ

まずは4両編成を組んでいるグループからです。3500形は基本単位が4両です。そのまま4両で使っているグループと、4両を2両ずつに分割して、それぞれを別の4両編成に連結し、6両を組んでいるグループの2グループが存在します。まずは4両グループから扱います。
4両のグループは現在、3508F、3516F、3544Fの3編成が存在します。これらの車両は東成田線、千原線、金町線、芝山鉄道線で使われており、3600形3668Fや後述する芝山鉄道車と共通で運用に就いています。

4連固定編成の特徴としてはワンマン改造が行われたことです。2022年11月のダイヤ改正から、上記の路線ではワンマン運転がスタートすることになりました。そのため、上記の3500形4両編成と3668F・芝山鉄道車にはワンマン改造が行われたのです。車齢50年近くながらワンマン改造が行われた例として非常に話題になりました。現在はこれらの4両編成がワンマン運転を中心に活躍しています。  


6連車グループ


続いては6連車のグループです。先述の通り、4連の車両に分割した2両を連結することで、6両編成に組みなおしています。これらのグループは6両編成の3000形,3600形,3700形と共に京成本線などで活躍しています。編成は以下のような形です。
3504F+3553,3554【3504+3503+3554+3553+3502+3501
3512F+3526,3525【3512+3511+3526+3525+3510+3509
3524F+3528,3527【3524+3523+3528+3527+3522+3521
3536F+3556,3555【3536+3535+3556+3555+3534+3533
3548F+3552,3551【3548+3547+3552+3551+3546+3545
(太字は先頭車)
このような形で6連×5編成が在籍しています。正規の編成の真ん中に分割した2両を挟み込むような形になっています。そのため、中間車と先頭車が連結している姿を見ることが出来ます。これらの車両はワンマン化改造などは行われていません。

こんな感じの姿ですね。
こちらが6両グループです。

芝山鉄道リース車

そして最後の形態が芝山鉄道にリースされている車両です。芝山鉄道は東成田~芝山千代田間を結ぶ鉄道ですが、この鉄道に京成が3500形4両をリースしているのですね。それが3540Fです。

2022年には塗装が芝山鉄道のオリジナルカラーに変更されました。
この車両が先述の4連グループで書いていた京成3500形と共通運用を組んでいる芝山鉄道車です。この車両は京成の3500形4連車や3668Fと共通運用で活躍しています。そのため、この車両もワンマン改造が行われています。塗装は違うものの、用途は一緒ということですね。

このように4連グループ、6連グループ、芝山鉄道リース車の3形態が存在しています。これらすべて合わせて46両が活躍中ということになります。

そんな3500形ですが、2024年度からは3200形が導入されることにより置き換えられることがほぼ確実となっています。3200形は4連、6連、8連など様々な組成に組み替えられる車両になる予定であり、まさしく3500形のような使われ方をする形式になります。この車両の登場が迫っているため、2024年は京成3500形にとっての転換点の年となりそうです。一部残ってる3400形、3600形と共に今後の動向には注目かと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!