てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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鶴見線 E131系から採用された新たな窓 今後他形式にも波及するか?


こんにちは!
今回はE131系に関する記事をご覧ください。
ブログ宣伝用ツイッターでは既に取り上げていたのですが、E131系1000番台から新たなタイプの窓が採用されています。まずはそのツイートを。


この写真のうち左上の一枚の写真に注目していただきたいと思います。画像のみを貼り付けます。

こんな感じ。この窓は先頭車の運転台から一番近い窓です。クラッシャブルゾーンがある関係で、運転台に近い窓はこのような小窓になっているのですが、この小窓が開閉仕様になっているのです。更に、二重窓の構造になっています。このタイプの窓は、上半分と下半分が分かれた二枚の窓になっており、上半分が外側に下りることで、上が開く仕組みになっています。このタイプの窓は209系やE231系900番台、E217系など、後から窓の開閉化工事が行われた車両についているタイプ窓で、E231系以降の車両ではまず見られないタイプの窓です。(E231系以降は一枚の窓が下に下りるタイプになっています) また、これまでのクラッシャブルゾーン付の形式では、運転台から最も近い小窓は開閉が出来ないようになっていました。そんな中、E131系1000番台では上段下降式の窓を採用することで、この小窓が開閉可能となっています。小窓の上段下降式は初めての採用ですね。E131系1000番台がなぜこの小窓を開閉可能にしたのかは分かりませんが、非常に面白い特徴だなと思います。


E131系1000番台  



そんな開閉可能な小窓、今後他形式・他番台にも波及していくのか非常に気になる所です。E131系1000番台の落成後に誕生したE235系1000番台のF-31編成、J-28編成には採用されていません。今更仕様の違うE235系を入れる可能性は低いとは思いますが、今後、E235系にも採用される編成が出てくるのかは少し注目なのかもしれません。また、近い将来誕生するであろう仙石線向けのE131系にもE131系1000番台と同じような窓が採用されるか、これはかなり注目しています。仙石線向けでも採用されるとなれば、今後製造されるE131系にはこのタイプの窓がスタンダードになる可能性が高いでしょう。仙石線向けの車両はこのような点に注目かと思います。

しかし、ストレート車体、ドア化粧板無し、上段下降式窓etc…E131系1000番台は209系に似たような要素を持ち合わせた車両ですね(笑)なんだか209系の最新版を見ている気分です。なかなかの異端車両となったE131系1000番台、これから30年以上鶴見線で活躍していくことになるでしょうから、楽しみですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!