こんにちは!
今回はJR東日本のE2系に関する記事を書いていきたいと思います。
ダイヤ改正発表が今週の金曜日になると思われ、間近に迫ってきていますね。明日の記事ではダイヤ改正の個人的な注目ポイントをまとめた記事を公開し、金曜日にはダイヤ改正速報を今年も書きたいと思います。まあ、今年は見どころたくさんなので、かなり楽しみだなと思います。
今回はダイヤ改正で気になる形式の一つ、E2系のJ70以降の車両に関する記事です。E2系は今年のダイヤ改正で上越新幹線を引退し、東北新幹線のみでの運行となりました。現在残っているのは、J66~J75編成までの10編成のみ。それ以外の車両は運用離脱もしくは廃車となりました。そんな東北新幹線の運用も来年の改正で動きを見せるものと思われます。というのも、ダイヤ改正の後にE8系のデビューが控えているからです。E2系とE8系は連結改造が行われておらず、少なくともE8系つばさとの連結運用に関してはE5系が充当されることとなります。また、E3系でもE5系との連結試運転が行われており、近いうちにつばさと連結するやまびこについても、E5系が充当されることは間違いないと思われます。そうなると、当然ながらE2系の運用は減ることになりそうで、E2系の今後は気になる所です。
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E2系 J70編成
そんなE2系ですが、J70以降の車両については実はE5系よりも新しい車両となっています。J69編成までの車両は2005年までに製造されており、E2系は2005年に一旦製造を終了しています。ところが、2010年に東北新幹線が八戸駅から新青森駅まで延伸開業するのに合わせて、車両が増備されました。そこで増備されたのがE2系のJ70番台。J70番台は全編成が2010年製となっています。実はJ70番台は、E5系のU1編成よりも全編成が新しく、E2系最終編成のJ75編成と、E5系量産第一号のU2編成とも3か月ほどしか製造期間が空いていません。そのため、E5系の初期編成と車齢はそんなに変わらないのですよね。更に、J70番台の一番大きな特徴として、コンセントが設置されていることが挙げられます。J69編成まではコンセントは設置されていないものの、J70番台はコンセントがついているので、一種の当たり編成のような形になっています。このようにE5系初期車と車齢は変わらないものの、最高速度が275km/hまでしか出せないなど、性能面が異なる車両たちです。J70番台はまだ製造から13編成ほどしか経っておらず、廃車にするには少し早いのかなとも思いますね。(そんなことを言ったら、E3系も早いだろ!と言われると思いますが、他のE2系の活躍年数と比較した場合という意味です。)
J70以降の車齢やE5系の現段階での製造数などを考えると、E2系はもうしばらく活躍するとは思います。E5系の製造も一区切りしたことですので、少なくとも来年の改正で全廃となる可能性は私は低いと思っています。ただ、E2系運用がどのぐらい減るのか、減った場合E2系運用に変更が出るのか、出ないのかなど様々な点が気になるなとは思いますね。
一世代前の形式で製造されたがために、微妙な存在となってしまい、なんだか可哀そうな番台のような気もしますが、コンセント付きのE2系は好きなので、是非とも長く活躍してくれれば良いなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!