てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

てつとおのブログ

主に鉄道記事、アニメ感想を書いています。

E231系Mu22編成やE233系N36編成の電連はどうなる?E235系電連撤去


こんにちは!
今回は電気連結器に関する記事を書いていきたいと思います。昨日、E235系1000番台 F-1編成の11号車の電気連結器が撤去されていることが分かりました。総武・横須賀線の基本編成の車両は1号車側(久里浜方)に付属編成が連結されるため、11号車(君津側)には電気連結器を設置する必要はありません。(付属編成については増結1号車側が連結面なので設置が必要ですが、増結4号車に設置する必要はありません)ところが、E217系の一部編成とE235系の一部編成には11号車と付属編成の増結4号車にも電気連結器が設置されている編成が存在します。(E217系については以前記事にしましたので今回は省略します。)E235系はF-01~F-07、J-01~J-07編成にに余分な電連が付いています。なぜ付いているのかということですが、将来的な連結位置変更の可能性を見越して設置されているという記事が以前公開されていました。ところが今回、F-01編成の電連が取り外されているというのです。おそらく今後、F-02編成以降の車両や付属編成の電連も取り外されていくのではないかと思われます。そこで気になるのが、他路線の不要な電連を備えている車両たちの電連が撤去されるのか否かです。現在、首都圏の路線で使われている武蔵野線用のE231系Mu22編成や南武線用のE233系8500番台N36編成、南武支線E127系などには、過去に在籍していた路線の名残で使用しない電連が設置されています。こちらがE235系のように撤去されるのか考えてみたいと思います。

N36編成

Mu22編成  



結論としては撤去されない可能性が高いのではないかと私は思っています。その理由について、特段撤去するメリットが思い浮かばないからですね。今回のE235系、なぜ電連撤去するのかという点ですが、取り外す大きなメリットがあるのですね。それは今後のE235系の新造車に電連を再使用できるという点です。不要な電連を取り外すことで、今後必要となる車両に再設置すれば、費用削減に繋がります。おそらく再使用をするために撤去されていると思われます。
ところが、E231系やE233系の電連を取り外したところで、再使用する車両がいないのですよね。これらの形式は今更増備もされませんので、単純に取り外すだけになってしまいます。そうなると取り外すメリットが特段無いわけです。それどころか、電連撤去をした場合、車両の配線関係の工事などを行わなければならないでしょうから、撤去にも費用が掛かるはずですね。更に言えば、取り外すメリットが、引き続き設置したままにするメリットを上回っているならば、転属時に撤去しているはずです。それをせずに設置したまま転属先で活躍しているわけですから、今更取り外すともなかなか考えにくいでしょう。個人的にはこれらの車両が取り外される可能性は低いのではないかと思います。

このタイミングでE235系の電連を取り外しているのを見ても分かる通り、やはり相当にJR東日本はコストカットにこだわっていそうですね。調べてみたところ、F-01編成は10/28の運用を最後に運用を離脱していたようなので、やはりただ取り外して通常の連結器・スカートを取り付けるだけでなく、配線関係などの工事も行われていることが、離脱期間から推測できます。その工事をしてでも、電連を再使用する方針になったのでしょうから、導入時と比べるとなかなか大胆な計画変更だなと感じますね。
ということで今回は電連に関する記事でした。今後も取り外される編成が出てくるのか、注目です。
最後までご覧いただきありがとうございました!