こんにちは!
今回はE217系に関する記事を書いてきたいと思います。
連日、E217系の廃車回送が進んでいますが、そんな中でしぶとく生き残っているE217系がしれっと運用復帰しています。その編成と言うのが、Y-8編成です。この編成は疎開が続いていましたが、10/20から運用復帰しています。復帰後に撮影していましたが、記事化するのが遅れました。Y-8編成、何がしぶといのかということですが、後に検査を受けた編成がが次々と廃車になっているにもかかわらず、生き残っているのですね。この編成が検査を受けたのが、2020年4月です。今から3年半前のことですね。この後、2020年9月ごろまでにY-1、Y-4、Y-5、Y-7編成と4編成が検査を受けています。この4編成は既に廃車済みです。更に2020年11月に検査を受けたY-20編成、2021年4月に検査を受けたY-2編成も既に廃車になっています。そんな中で、廃車が後回しにされてきたのがこのY-8編成というわけです。後に検査を受けた編成が先に6編成も廃車になっているのですね。同月に検査を受けたY-1編成が廃車になったのが2022年10月19日ですので、この編成もそれぐらいの時期に廃車になっていてもおかしくはありませんでしたが、それから1年以上生き残った形になります。このように非常にしぶとい編成なのですね(笑)
↑Y-8編成
それではなぜこの編成の廃車が後回しにされてきたのでしょうか。その理由は、疎開が非常に多い編成だからですね。新系列電車の検査期限は走行距離で決まりますので、疎開などが続いて走行距離が抑制されると廃車や次の検査も後回しになるわけですね。それではこの編成はこれまでどのぐらいの疎開が続いていたのでしょう。
2021年6月??日(7日に目撃)~9月12日 国府津車両センター疎開
2022年6月10日~9月9日 東京総合車両センター疎開
2023年3月31日~6月25日 幕張車両センター疎開
2023年7月6日~10月18日 国府津車両センター疎開
このようになっています。3年半前に検査を受けてはいますが、通算1年ほど疎開されているので、実質的に2年半ほどの走行距離しかないのですね。2021年以降、8月の走行実績がゼロです(笑)このように休んでばかりの編成だったわけです。こういったことも関係して、Y-8編成は生き残っているのだと思われます。
とはいえども、もう2年半ほどの運用実績があるわけで、近いうちに廃車になることが容易に推測できます。更に最後の一桁編成です。記録をされたい方はお早めにどうぞ、と言った形ですね。
今回はY-8編成に関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!