こんにちは!
今回は総武快速・横須賀線に関する記事を書いていきたいと思います。
最近、ツイッター上などで錦糸町の留置線に関する投稿が話題となっていることを度々見かけます。その内容というのが、錦糸町の留置線がE235系だらけだ!という話題ですね。かなりゆっくり進んでいるように見えるE217系の置き換えも確実に進んでおり、E235系が31編成配置に対し、E217系は20編成程度が運用に入るといった状態になっており、確かにE235系が増えたのは事実でしょうね。
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錦糸町留置線
しかし、錦糸町に留置されている車両がE235系だらけの日は逆に言えばE217系は狙い目だと考えられるのかもしれません。今回はその理由を書いていきたいと思います。
E235系が錦糸町に止まっている=E217系は走っている車両が多い?
それではなぜ錦糸町にE235系が止まっている日はE217系は狙い目だと考えれるのでしょうか?それは、日中留置の車両がE235系が多ければ多いほど、日中に走るE217系が増えるからですね。単純に考えて、日中にE235系が休んでいる車両が多い場合は、逆にE217系が走っているというのは分かると思います。もう少し詳しく見ていきましょう。
まず、現在E217系固定運用、E235系固定運用、E217系とE235系共通運用の3つの運用形態が横須賀線には存在します。それぞれの運用数は平日準拠だと、E217系固定が14運用、E235系固定が21運用、共通が12運用という形になっています。これらの運用のうち、錦糸町に日中に入庫する運用のそれぞれの振り分けは、共通運用が2運用、E217系固定運用が1運用、E235系固定運用が3運用という形になっています。注目すべきは共通運用の入庫運用です。共通運用は12運用あるうち、錦糸町日中入庫が2運用、幕張入庫が2運用、大船入庫が1運用、朝のみ運用が1運用です。つまり1日中走っているのは6運用ということになります。E235系が日中留置の運用に入るということは、逆に言えばE217系は日中も走っている本数が多くなるということです。つまり、錦糸町がE235系で染まっている日は、E217系が錦糸町に入っている日に比べて、E217系が日中運用に入っている場合が多くなると推測できるわけですね。
最近のデータをまとめると…?
それでは実際はどのようになっているのでしょう。今月のデータをまとめてみます。(E217系の日中運用数は共通運用の数のみを数えています)
10/1 錦糸町:E235系1、E217系1 日中のE217系の数:2
10/2 錦糸町:E235系2 日中のE217系の数:2
10/3 錦糸町:E235系2 日中のE217系の数:3
10/4 錦糸町:E235系2 日中のE217系の数:3
10/5 錦糸町:E235系1、E217系1 日中のE217系の数:1
10/6 錦糸町:E235系1、E217系1 日中のE217系の数:2
10/10 錦糸町:E235系1、E217系1 日中のE217系の数:1
10/11 錦糸町:E235系2 日中のE217系の数:2
10/12 錦糸町:E235系2 日中のE217系の数:2
このようになっています。些細な本数に見えるかもしれませんが、やはりE235系の錦糸町日中入庫が多い日は基本的にE217系の日中運用は多くなっています。例えば、日中にE217系が3本走っている日は錦糸町にE235系が2編成入庫している日になっていますし、日中にE217系が1本しか走っていない日はE217系が錦糸町に入庫している日のみとなっています。このように運用によって1~2編成程度、E217系の日中の運用数が変動するということは意識すると良いのかなと思います。
今回は錦糸町入庫に関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!