てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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8000系 8111Fが野田線転属の噂?仮に本当なら何の為かを妄想


こんにちは!
今回は東武鉄道に関する記事です。8000系の8111F、今年の7月ごろから検査入場の動きが出ており、復活するのではないかと言われてきていましたが、そんな中、8111Fの修繕中の様子を見学できるツアーが発表されました。
https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/news/20230915121231Q-bS3HoQz5qaRzdWJu15hA.pdf
修繕中の様子を見ることが出来る撮影会を南栗橋車両管区館林作業所にて10/9に行うようです。南栗橋車両管区館林作業所というのは館林の津覇工場のことですので、10/9までに検査を終え、南栗橋を出場することが確定となりました。更にイメージ画像がツートンカラーとなっていることから、検査後のカラーはツートンと見て良いでしょうね。いよいよ8111F、復活です。


8111F ツートンカラー 



そんな8111F、なんと野田線に転属するのではないかと言われています。以前からこのような噂がありました。なぜそんな噂があったのかと言うと、野田線向けの方向幕を新調しているのが明らかになっていたからです。野田線の現行の幕編成が装着している物を8111Fが装着している様子が7月ごろにツイッターなどにあがり、話題となっていました。これがまず一つです。そして昨日、更に動きがありました。8111Fに女性専用車ステッカーの貼り付けが確認されたのです。8111Fは動態保存以降、女性専用車ステッカーは設置されていませんでしたので、新しくつけられたことになります。これがまた野田線転属の可能性を高めましたね。野田線は朝ラッシュ時間帯に女性専用車を運行しており、8111Fが転属するならば貼られたことも納得です。この動きで野田線転属の現実性が高まったように思えます。これらを踏まえた上で、今回は仮に本当に野田線に転属するならば、何のために転属をするのか、こちらを考えてみたいと思います。

①5両化予備車

まず考えられるのが5両化に伴う予備車確保の目的ですね。野田線に来年以降に導入される新型車両は5両編成となることが発表されています。更に一部報道によると、製造される25編成中、18編成分は4両編成で製造し、60000系の中間車を一両連結し、5両化するという情報も報道されました。この組み換え工事の際の予備車確保のためなのではないかというのが考えられることですね。209系1000番台がグリーン車改造のために中央線に転属したようなものでしょう。確かにこの可能性はあると思います。ただ予備車確保ならばほかにもやり方はあるのではないかとは思います。例えば、最初の1~2編成の新型車両は5両固定で新造し、新造した後も現行の8000系や10030系をすぐには廃車や転属などを出さず、野田線撤退を少し遅らせて、遅らせた分を予備車にすれば、わざわざ8111Fを転属させる必要もないのかなとも思いますが、どうでしょうね。


②8150F置き換え用



8150F
続いて可能性があるなと思っているのが8150Fの置き換え用です。8150Fとは8111F,8506Fといった動態保存・非営業車を除いた現役車両の中で最も古い8000系で、車齢は今年54年を迎えます。この車両が来年の3月で検査期限を迎えます。次回検査は全般検査です。一方新型車両の導入は来年度なので、新車が導入される前ギリギリの状態で検査期限を迎えることになります。ということは、編成数を確保するならば、8150Fは検査を通さなければならないのですね。ところが、これまで東武は車齢50年を超える営業用の8000系の検査は基本的に通してきませんでした。約3年半前の8150Fと、今年に入り、車齢ぴったり50年の野田線用車両を何本か検査に通しているぐらいです。そんな前例もある中で、車齢50年を大幅に超えるこの8150Fの検査を通すのか、非常に気になっていました。このような状況で8111Fの野田線転属の噂が飛び込んできたわけですね。8111Fは保存車ですので、50年を超えようが検査を通すし、車籍も維持する方針のはずです。それならば、8150Fの検切れ~新車導入前後まで一時的に8111Fを野田線に貸し出すことにより、8150Fの検査を回避するのではないか、こういったことも考えられるのではないかと思います。どうせ車籍を維持する車両なら、一時的にでも現役復帰をさせて、検査間近の車両を引退させる、こういった考えですね。ありえなくもないシナリオなのかなと思います。

ということで個人的には予備車確保、もしくは8150F置き換え用、8111Fが転属する理由を探すならば、このどちらかの理由になるのではないかと思っています。
それにしても8111Fは東武博物館所有車両のはずですが、野田線に転属するとなればその辺りはどうなるのでしょうね?博物館所有車両を営業で使うというのはSL大樹で行われていますが、それと同じで大丈夫なのでしょうか?その辺りは少し気になるところです。
ということで今回は8111Fが転属するならばどんな理由が考えられるのか、記事にしてみました。本当に転属するのでしょうか?楽しみです。
最後までご覧いただきありがとうございました!