てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

てつとおのブログ

主に鉄道記事、アニメ感想を書いています。

E233系T71編成が209系ケヨ34編成を置き換えるという噂を勝手に妄想


こんにちは!
今回は妄想記事になります。今回は何を妄想するのかと言いますと、E233系0番台T71編成が209系500番台ケヨ34編成を置き換えるという噂が本当なのかということについてです。T71編成は中央線で活躍している車両、ケヨ34編成は京葉線で活躍している車両ですが、将来的にT71編成は京葉線に転属し、ケヨ34編成を置き換えるのではないかと言う噂が最近増えてきていますね。なぜそのような噂になっているのかといいますと、朝日新聞の記事でE233系中央線のグリーン車対応工事を行う編成数が記載されていたからだそうです。その記事によると、57編成が改造対象のようで、当初予定より1編成減らされたようですね。そのため、T編成とH編成合わせて3編成が中央線からは余剰になることとなり、中央線以外の路線で活躍することになるのではないかと言われており、その一環として対応工事非対応となる可能性が極めて高いT71編成はケヨ34を置き換えるのではないかという噂が流れているようです。今回はそんな噂について少し考えていきます。


ケヨ34はそもそも早急に置き換えるべき車両なのか?


ケヨ34
この問題を考えるにあたり、まずケヨ34は本当に置き換えるべき車両なのかを考える必要があるでしょう。そもそも209系500番台ケヨ34編成は京葉線で唯一活躍している209系です。京葉線はほとんどの車両がE233系となっていますが、1編成のみ209系も活躍しており、その編成がケヨ34編成です。京葉線では1編成しかいない形式と言うことで、扱いも面倒だし、E233系が余るならばそれで置き換えた方が良いのでは?と思われるかもしれませんが、保守の面で見るとそんなに面倒な車両と言うわけでもないのかなと思います。その理由が同じ車両センターには武蔵野線用の209系500番台が多数存在しているからです。京葉線の車両と武蔵野線の車両は共に京葉車両センター所属となっています。そのためこの2路線は同じ所属になっているのです。そうなるとメンテナンスは同じ場所でやることになります。京葉線では唯一の存在ですが、京葉車両センターの所属車両全体で見ると特異な存在と言うわけではないわけですね。この辺りが他の路線の異端形式との大きな差です。その他、ケヨ34を早急に置き換える必要があるのか疑問な点は2016年に機器更新を実施している点です。機器更新を全車両実施しており、特段老朽化が進んでいるというわけでもなく、まだまだ普通に走ることのできる車両です。この辺りもケヨ34の特徴かと思います。
一方、置き換えた方が良い面もあるでしょう。まずは乗務員の負担の軽減ですね。E233系と209系は性能面で大きく異なります。特にモータ比が異なるのが一番のポイントなのではないでしょうか。運転手さんからすると異端車両は置き換えた方がよさそうです。その他車内設備もE233系と比べると劣ります。この辺りが置き換えが考えうる理由でしょうか。
これらの良い面・悪い面を両方考えてみても、特段ケヨ34をT71でこのタイミングで置き換える必要があるのかと言われると疑問かなと私は思います。ケヨ34は12年ほど京葉線で孤軍奮闘で走っている車両です。その間には置き換えることのできるタイミングも何回かあったのは事実だと思います。それでも置き換えず、機器更新まで実施した車両をこのタイミングで置き換えるのか?と考えると微妙なのかなと私は思ってしまいますね。武蔵野線の209系の引退と同タイミングで良いのではないか?と思ってしまいます。


一方、T71の転属先が見つからないのも事実…


T71編成
一方、今度考えなければならないのはT71編成の方です。ケヨ34も早急に置き換える必要はなく感じますが、だからといってT71編成に京葉線以外に嫁ぎ先があるかと言われるとパッとは思い浮かびません。まず10両編成のE233系の路線は京浜東北線・埼京線・京葉線しかありません(近郊・ストレート車体は除く)ところが京浜東北も埼京も特段編成数を増やす必要はないです。埼京線に転属するとなるとATACSも取り付けなければなりませんし、大変でしょう。そうなると思い浮かぶ転属先が京葉線ぐらいしかないのもまた事実。T71が京葉線に行くという噂はおかしなものでないと感じるわけですね。それではT71が京葉線に行って活用される可能性のあるのはどんなことが考えられるかと考えた際、真っ先に思い浮かぶのがケヨ34の置き換えでしょう。そして二つ目に考えうるのが京葉線車両の房総地区の運用拡大なのではないかとも思っています。房総地区では209系2000番台が活躍していますが、これらの車両の一部運用を置き換えて、一部だけ209系に廃車を出すという可能性ですね。既にE233系5000番台は勝浦や成東などまで運用があり、特段の訓練も必要なく導入できます。更に209系は元々置き換え計画があったものの、現在は不透明な形式です。こういった点を考えると、京葉線車両の房総地区での運用拡大の可能性はあるのではないかとも思うわけです。それこそT71だけでなく、余剰となるE233系3編成全部を転属させてしまえば、かなり運用は増やせるでしょう。このような活用方法もあるのではないかと思うわけですね。3つ目に考えうるのが予備拡充ですね。どちらかと言うと、ケヨ34を置き換えるよりも房総か予備拡充に使われるのではないかなというのが私の妄想です。

武蔵野線で車両が必要など、ケヨ34が京葉線以外で欲しがられているならば、T71で置き換える可能性も高いのでしょうが、特段ケヨ34を他路線で使う計画もないのに廃車にしてしまうのか?と考えると、こちらには疑問符が付くのではないかというのが私の考えですね。特にケヨ34の場合、メンテナンスが武蔵野線車両と同じですし、機器更新もしているわけですから、そんなに置き換える必要のないのかなと思います。それよりは京葉線車両の運行拡大に使った方が良いのではないかと思うわけです。果たして答え合わせはどうなるでしょうね?おそらくT71に動きが出るとしても来年以降の話でしょうから、答え合わせはまだ先になりそうです。
最後までご覧いただきありがとうございました!