こんにちは!
今回もちょっとした雑談です。まあ特段情報もないでだらだらとした記事が続きます。今回はE231系の車外スピーカーに関する話題です。E231系には車外スピーカーが取り付けられている車両と、取り付けられていない車両、さらに取り付けられていない番台の中にも準備工事が施工されている車両とされていない車両が存在します。その情報を簡単にまとめてみるとこのような形になります。
取り付け済み番台:500番台、800番台、3000番台
取り付けられておらず、準備工事未施工番台:0番台(MU41~43編成を除く武蔵野線車両・マト119編成・総武線車両)、900番台、1000番台(U501~U541、U2~U69)
取り付けられておらず、準備工事施工済番台:0番台(MU41~43編成・マト119編成を除く常磐線車両)、1000番台(U584及びU105編成以降のヤマ車・コツ車)
このような感じですね。非常に複雑です。800番台は製造当初から車外スピーカーが取り付けられて製造された唯一の番台です。500番台や3000番台は後付けされています。
この中でも特に面白いのが、車外スピーカーの準備工事が行われているにも関わらず設置されていない車両たちですね。0番台の中でもマト車や元B80~82編成といった後期製造車たちや、1000番台のコツ車、ヤマ後期車には設置準備工事車が行われています。
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車外すぴーぁー準備工事個所
このようにすぐに設置ができるようにスペースが空けられた状態になっており、蓋を外せばこの場所に設置することができます。かつて500番台も準備工事にとどまっていましたが、2010年代中盤ごろに全編成に設置されました。一方、0番台や1000番台に設置された実績はありません。この準備工事の個所、見るたびにつければ良いのになぁ…なんて思っています(笑)
一方で準備工事が行われていなかったにも関わらず設置された車両というのも存在します。それが3000番台です。
↑3000番台
3000番台は元0番台の初期に製造された車両たちなので、車外スピーカーの準備工事が行われていませんでした。しかし、2020年からE231系3000番台と209系3500番台にワンマン化改造が行われた際にこれらの二形式にはスピーカーが取り付けられました。準備工事が行われていなくてもスピーカーが設置できるという実績を示した出来事であったと思います。
準備工事が行われている車両にはスピーカーが付かず、行われていなかった車両には設置されるという逆転現象も起こっているという面白い状態になっているわけですね。ちなみに車外スピーカーの今後ですが、準備工事が行われている編成も車齢が高いので、付ける気はないのではないでしょうか。機器更新をした際に設置しなかったということは、もう設置をするつもりは今後もないのかなと思っています。
今回は車外スピーカーに関する雑談でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!