こんにちは!
今回は雑談です。
昨日、あいの風とやま鉄道の413系とやま絵巻が引退し、521系に中間車が誕生するという記事を公開しました。
rd.tetsudo.com
このうち、521系にサハが誕生するということに今回は注目していきます。521系のサハが誕生するということは、上記記事で引用した富山テレビのニュースのみならず様々なメディアが報じています。そのうち、TBSの報道において、サハをSDGsに言い換えた表現に関心してしまいました。TBSの記事は以下の通りです。
newsdig.tbs.co.jp
この記事の中で、サハはこのように表現されています。
今後、協議会ではコスト対策、そして環境に配慮したモーターや運転台を装備しない中間車両を2025年度末から導入したいとしています。
これです。TBSの報道では、サハを「環境に配慮したモーターや運転台を装備しない中間車両」と表現しているわけですね。いやまあ、確かにモーターが無い分、消費電力は少ないですが、モーターが無いサハ自体を「環境に配慮した車両」と表現するのは、凄いなと思ってしまいました(笑)考えてみると、確かに嘘はついていないし、否定しようのない事実なわけですよね。モハを新造するのと比較すれば、サハは環境に配慮していることになると思います。しかし、サハに関してこういった視点を多くの人が持ち合わせていないわけですよ。そんな中で、鉄道会社がサハの本質を見極めて、いかに自社のブランドを上げるのか、そのことを考え抜いた結果、誕生した表現なのかなと思います。
こういった文章表現、もしくは物の本質に迫るような視点と言うのは、ブログを書いている身からすると参考にしないといけないなと思います。この表現は、そもそも何の疑問も持たずに当たり前に存在していた「電動車ではない車両」というサハの特徴について、別の視点での表現もないだろうかと考えなければ、こういった表現は生まれないわけですね。当たり前のように存在している存在の物の本質をどのように見極めるのか、その参考になったかなと思います。
ということで今回はしょうもない雑談でした(笑)
最後までご覧いただきありがとうございました!