こんにちは!
今回は209系に関する記事です。
209系の機器未更新車は現在、中央線で活躍している209系1000番台のみが残っていますね。わずか2編成のみでいまだに聞くことが出来るGTO‐VVVFが高い人気を集めていますね。今回は機器未更新状態で長く活躍した209系の編成番号をランキング形式で振り返ってみたいと思います。パッと思いつく限り、機器未更新で長く活躍した編成と言えば、209系1000番台、209系3000番台、209系500番台あたりでしょうか。どの編成が一番長いのか、TOP10を記載していきます。(※車籍を失った訓練車は除きます。また、疎開期間は含み、未更新期間終了と判断する日は、配給輸送が行われた日とします。)
第10位 C503編成(現ハエ53編成)7029日
未更新活躍期間:1998年12月9日~2018年3月7日
活躍日数:7029日(19年2か月27日)
第9位 C504編成 (現ハエ54編成)7043日
未更新活躍期間:1999年1月5日~2018年4月17日
活躍日数:7043日(19年3か月13日)
第8位 C511編成 (現M77編成)7065日
未更新活躍期間:1999年12月20日~2019年4月23日
活躍日数:7065日(19年4か月4日)
第7位 C505編成(現ハエ55編成)7082日
未更新活躍期間:1999年1月22日~2018年6月12日
活躍日数:7082日(19年4か月22日)
209系500番台が10~7位に占める形となりましたが、その中でも一番長く活躍したのはC505編成という結果になりました。とはいうものの、僅差ですけれどもね。基本的に209系500番台で、2010年代後半まで総武線に在籍していた編成は、18~19年程度で機器更新が行われています。
第6位 209系3100番台 ハエ72編成 7169日
未更新活躍期間:2002年10月4日~2022年5月20日
活躍日数:7169日(19年7か月17日)
第6位に3100番台からハエ72編成ということになりました。この編成はもともとはりんかい線の70-000系なので、その時代からカウントしています。しかし、この編成は疎開期間もあったので、実質的な営業運転に入っていた期間は209系500番台よりも短いかと思います。未更新状態で疎開されている期間もあったので、長くなっているという形ですね。
第5位 209系1000番台 トタ82編成
未更新活躍期間:1999年9月7日~現在
活躍日数:8669日(23年8か月26日)
第4位 209系1000番台 トタ81編成 8683日
未更新活躍期間:1999年8月24日~現在
活躍日数:8683日(23年9か月9日)
第5位と第4位には1000番台がランクイン。1000番台はこの位置となりましたが、あくまでも現段階での話です。この車両はまだ引退も機器更新も行われていないので、これからも日数を伸ばし続けます。1~3位の日数を考えると、将来的には1000番台がトップとなる可能性が極めて高いと言えると思います。これからも活躍していけば、おそらく廃車になるころにはトップになっているのではないかと思います。
第3位 209系3000番台 ハエ61編成 8792日
未更新活躍期間:1996年1月14日~2020年2月8日
活躍日数:8792日 (24年0か月26日)
第2位 209系3000番台 ハエ63編成 8793日
未更新活躍期間:1996年2月8日~2020年3月5日
活躍日数:8793日 (24年0か月27日)
第1位 209系3000番台 ハエ64編成 8808日
未更新活躍期間:1996年2月24日~2020年4月5日
活躍日数:8808日 (24年1か月13日)
1~3位は209系3000番台ということになりました。八高線で使い倒された車両ということで、未更新で長い間活躍していました。しかし、この車両も廃車の前の約1年ほどは疎開されていましたので、営業運転で使われていた日数はもっと少なくなります。あくまでも配給までの日数ですが、209系500番台は3100番台よりは営業運転でも長く活躍していました。また、将来的にはおそらく1000番台に抜かれ、3~5位に繰り下がるものと思われます。暫定の順位ですね。
というわけで、暫定順位ではございますが、現段階で最も未更新期間が長かった209系は3000番台ハエ64編成ということになりました。
こうやって見てみると、よく未更新で20数年も持ったなと思いますね。
今後、209系1000番台がどこまで記録を伸ばせるのか、楽しみです。
最後までご覧いただきありがとうございました!