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現在、小山車両センターに残っている最後の編成であった205系600番台Y3編成「いろは」の配給輸送が行われています。牽引はEF64 1030[新潟]です。
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廃車回送の様子
205系600番台は2022年のダイヤ改正で定期運転を引退していた車両です。205系いろはに関しては、2022年3月26日に「さよならいろは日光号」として大宮~日光間を走行したのが最後の営業列車となりました。その後、1年以上小山車両センターに留置された末に、長野へ廃車となることになりました。今月の上旬に撮影会が行われており、その撮影会のレポート記事(下野新聞社)において、廃車になると発表されているため、今回の長野入場は廃車で確定です。綺麗に改造された観光用の205系についても、他の600番台同様に廃車となるようですね。
205系600番台は全部で12編成が所属していましたが、既に他の11編成は廃車済みとなっており、今回のいろはの廃車によって、205系600番台が消滅することになります。廃車回送履歴は以下の通りです。
2022.4.06 Y12編成
2022.4.20 Y1+Y9編成
2022.7.13 Y4+Y7編成
2022.8.24 Y8+Y10編成
2022.11.2 Y2+Y5編成
2022.11.9 Y6+Y11編成
2023.3.26 Y3編成
このように計7回の廃車回送となりました。最初の廃車回送と最後の廃車回送がそれぞれ1編成ずつの回送となっていますが、最初の一回も2編成輸送してしまえば、回数も6回に削減できたにも関わらず、7回行われている理由というのも気になるところですが、やはり観光用ということで、残しておく理由があったのでしょうか?廃車が発表されていますので、少なくともJR東日本で今後活用されることはないですが、それならばなぜ残されていたのでしょうね。減価償却の関係でもあったのでしょうか?
Y3編成、改造から約5年での廃車ということで、車内だけを見ればまだまだ使えそうなのに…と思ってしまい少し残念ですね。しかし、故障も頻発していた番台ですので、やはり日光の過酷な環境には向いていない車両ではあったのかなとは感じます。転属前から含めて、長い期間お疲れさまでした。
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廃車回送の動画も公開しましたのでぜひご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました!