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E501系運用激減!ワンマン化で付属編成の運用が1往復のみに…


こんにちは!
今回は常磐線ダイヤ改正に関する記事です。
ダイヤ改正当日の簡単なまとめ記事でもお伝えしましたが、常磐線の水戸~いわき間でワンマン運転がスタートし、この区間を走るおよそ7割の列車がワンマン運転となりました。すなわち、その列車は全てE531系の付属編成の運用となります。一方でツーマン運転が残された残りのおよそ3割の車両については、E531系基本編成・E501系基本・付属編成で運行が行われており、一応、改正前と比べて、この区間を走る車両の種類が減ったということはありませんでした。しかし、E501系の特に付属編成については多くの運用が削減されてしまい、ほとんど見ることが出来なくなってしまいました。今回はそんなE501系の運用に関して、記事にしてきたいと思います。

E501系付属編成はわずか1往復のみに!余剰編成の今後は…?



付属編成



まずは、付属編成に関する情報からです。付属編成に関しては、改正前には3運用設定されており、そのうち2運用は終日運行となっていました。すなわち、朝夕ラッシュ時間帯のみ走る運用が1運用、全時間帯走る運用が2運用の計3運用体制です。E501系は4編成在籍していますので、1予備体制という事でした。日中も2運用設定されていましたので、比較的簡単に見ることが出来ていましたが、今年の改正以降、わずか1運用、1往復のみに大幅に削減されてしまいました。その運用は以下の通りです。

水戸5:09発 いわき6:38着
いわき7:11発 水戸8:42着

朝ラッシュに1回顔を見せるだけですね。こんなの、運用が無いのとほとんど変わりませんよ(笑)
むしろ、なぜ付属編成の運用が1運用だけ残されたのか、そのことの方が気になるぐらいです。この運用のためだけに予備も含めて2編成は引き続き残るはずです。少なくとも完全撤退はぎりぎり逃れた、そういった改正内容になっていますね。
また改正前に望みがあると言われていた、土浦~勝田シャトル、いわき~原ノ町シャトルへの充当もありませんでしたね。これは意外でした。朝に1往復残してすぐ車庫に引き返させるぐらいなら、そのまま日中に土浦シャトルに入れてしまえばいいのに…と思いますが、なんらかの事情があるのでしょうね。
このように付属編成に関してはあまりにも寂しい結果となってしまいました。ここまで減らされると、2編成程度廃車が発生してしまうかもしれませんね…。こればかりは分かりませんが、4編成も付属編成を残す必要はありませんので、可能性はあると思います。現状では、K752及びK753が勝田の留置線に留置されているようなので、こちらは怪しいかもしれません。

E501系基本編成は朝夕ラッシュ時にスポットを当てた運用に!



基本編成
続いて、E501系基本編成の運用です。基本編成については驚くことに、運用数自体の削減はありませんでした。朝ラッシュの時間帯に引き続き、4編成が活躍します。また、朝夕の土浦始発/終着運用についても残りましたので、活躍区間の縮小もありません。基本編成は引き続き安泰でしょうね。使われる列車は以下の通りです。


下り①水戸 7:03発 いわき行
下り②土浦 6:37発 いわき行
下り③水戸 8:18発 いわき行
上り①いわき 6:02発 水戸行
上り②草野 6:25発 水戸行


下り④水戸 16:54発 いわき行
下り⑤水戸 18:15発 いわき行
下り⑥水戸 20:41発 いわき行
上り③いわき15:07発 水戸行
上り④いわき16:08発 水戸行
上り⑤いわき17:35発 土浦行
上り⑥いわき19:08発 水戸行



その一方、日中時間帯の運用は消滅しましたので、日中にE501系を見ることはできなくなりました。そのため、朝のいわき行3本がすべていわきの留置線に留置されることになっており、日中にはいわきで3本のE501系基本編成を見ることが出来るようで、そのことがネットで話題になっていますね(笑)
労働組合の資料には基本編成は1運用が削減されるといった記載がありましたが、結局のところ削減されておらず、この辺りの齟齬がなぜ生まれているのか気になるところですね。

E501系の運用についてはこのようになっています。
付属編成の削減があまりにも大きすぎる結果になってしまいましたね。今後、付属編成の行方はどうなるのでしょうか。注目です。
最後までご覧いただきありがとうございました!