こんにちは!
今回は東上線のダイヤ改正に関する話題です。
昨年12月の記事で、森林公園~小川町間でワンマン運行がスタートすることによって、8000系の運行区間が拡大する可能性が高いということをご紹介しました。結果として、この区間、日中は4両編成でのワンマン運転がスタートすることが、駅に掲出された時刻表などの情報によって明らかになっています。4両ワンマン車両ということがはっきりとしたため、8000系での運行が確実となりました。ダイヤ改正以降、8000系は運行区間が現在よりも拡大することになります。「私鉄の103系」と呼ばれ、第一編成の誕生から今年で60年が経過する8000系。近年は廃車などによって勢力が縮小されていたにも関わらず、このタイミングで運行区間の拡大ということで、この形式は本当に凄いなと思います(笑)2016年に野田線で8000系の急行運転が確定した時以来の衝撃ですね。
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8000系ワンマン車
それでは、この区間の列車のうち、どのぐらいの列車が8000系で運行されることとなるのでしょうか。8000系で運行される列車の森林公園駅の時刻を記載していきたいと思います。
8000系運行列車時刻(森林公園駅・平日)
全列車寄居行
6:55
12:33
13:03
13:33
14:03
14:33
15:02
15:46
23:34
このような時刻となっています。
8000系の所属本数自体が増えるわけではないので、森林公園~小川町間の8000系充当本数もそこまで増えるわけではなく、あくまでも日中時間帯を中心とした運行にとどりました。
平日に関しては、早朝と深夜にも運行があるものの、基本的には日中の運行に留まっています。早朝の1本に関しては、森林公園の車庫からの送り込み回送をそのまま営業用として運行するものと思われます。そして日中に関しては、12:33~15:02までおよそ3時間の森林公園~小川町間の列車がすべて8000系での運行となり、この時間帯に限り、森林公園以南と以北で系統分離が行われることになります。森林公園までは10両編成での運行、森林公園以北は4両での運行と、両数は半分以下となりますが、日中に関しては4両でちょうど良いのかもしれませんね。
今回はあくまでも日中のみの系統分離になり、おそらく8000系のみでワンマン運転が行われているうちはこういった形態での運行が続いていくものと思われます。しかし、将来的に8000系の置き換えが行われる際に、ワンマン編成を増やして、更にワンマン運行列車が増加するのか、そういったところは今後注目なのではないかと思いますね。
今回は東上線に関する話題でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!