こんにちは!
今回は山形新幹線に関する記事を書いていきたいと思います。
E3系つばさの旧塗装が復活したり、E8系がお披露目されたりと賑わいを見せている山形新幹線ですが、置き換えの波は迫ってきており、さっそく来年度(2023年度)から廃車が発生する予定となっています。先日、労働組合の資料が発表されましたが、そこに廃車に関する情報が記載されていました。その中でも、山形新幹線のE3系は来年度1編成の廃車が発生する予定となっており、E8系のデビューを直前に離脱する編成が発生しそうな状況です。
そんなE3系、果たしてどの編成が廃車となる可能性が廃車となる可能性が高いのでしょうか。今回はそのことについて記事にしてきたいと思います。
廃車が濃厚なのは古い編成か?
まずは、廃車が濃厚な編成を発表する前に、E3系のバリエーションを紹介していきます。山形新幹線のE3系で現在活躍している編成は大きく三つに分けることが出来ます。①2005年製生え抜き編成(L53編成)、②こまちから転属した編成(L54,55編成)、③2008年以降に製造の生え抜き編成(L61~72編成)。この3つです。①と②は経歴こそ違いますが、車齢はほとんど変わりません。要するに、一部古い編成が存在するということになります。これらの編成はただ車齢が高いだけでなく、車内設備にも差があり、①と②のグループは車内にコンセントが設置されていませんが、③のグループにはコンセントが設置されています。こういった違いもあることから、①と②のグループは評判が悪い編成であったりもします(笑)見た目としては、ライトの形状もことなり、①と②は垂れ目のような、でっぱりが下向きの形、③のグループはつり目のような、でっぱりが上向きの形となっています。
写真は①,②グループ。サムネは③グループですので、見比べるとライト形状の違いが分かると思います。
そんな、少し古い仕様の車両たちですので、これらの車両たちから廃車が発生する可能性が高いのではないかと思います。特に、①と②のグループの車両たちは検査期限が迫っているという特徴もあります。新幹線の全般検査までの期限は3年となっていますが、①と②の車両たちはどの編成も2020年に検査を通しており、2023年中に検査が切れることになっています。これらの車両のうち、どれか1編成に検査を通さずに、そのまま今年をもって廃車とさせる可能性が高いのではないでしょうか。これらの編成に特段の差異はないので、どの編成が廃車になるかなかなか予測しずらいですが、おそらくL53~55のうちのどれかが廃車となる可能性が高いのかなと思います。一方で残る2編成に関しては、今年検査を通すこととなると思いますので、①と②のシリーズの車両が全滅ということにはならないでしょう。
今回はE3系の廃車に関する話題をお伝えしました。E3系2000番台なんてまだまだ新しいと思っていましたが、もう置き換え時期ですからね…。E4系も消え、まもなくE3系やE2系も消えるとなると寂しいなと思いますが、時代の流れなのでしょう。残りの活躍期間を楽しみたいですね。
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