こんにちは!
今回はダイヤ改正に関する記事を書いていきたいと思います。3月18日のダイヤ改正まで残り1か月を切りました。今年の改正では高崎線特急が大きく変わります。使用車両が現在の651系1000番台からE257系5500番台(2500番台も充当される可能性もあり?)へと更新されます。そのことにともない、グリーン車も廃止になる他、車両は7両編成から5両編成に短縮されることとなります。その他にも、列車名も変わることとなります。まず、上野~高崎間を結ぶ、特急スワローあかぎ(平日運行)・あかぎ(休日運用)は、平日・休日ともにあかぎに統一されます。また、上野~長野原草津口間を結ぶ、特急草津は草津・四万に列車名が変更されます。このように、大きな改革となるわけですが、車両や列車名以外の料金体系などはどのように変わることとなるのでしょうか。今回はそのことを解説していきたいと思います。
現行の651系
特急あかぎ
まずは特急あかぎ号からです。あかぎ号は現在、平日は全席指定のスワローあかぎ号、休日は自由席も設定されているあかぎ号として運行されており、それぞれ違った料金体系が適用されています。(スワローあかぎはスワローサービスの特殊料金・あかぎはB特急料金)しかし、ダイヤ改正以降は、あかぎ号に一本化され、料金体系は現在のスワローあかぎ号の料金体系が適用されることになります。現在の運賃、そして改正後の運賃を表にしたいと思います。(なお、改正後に廃止されるグリーン料金の記載はしません。)、(この表は特急料金のみで、乗車券の運賃は含んでいません)
スワローあかぎ | あかぎ(改正前指定) | あかぎ(改正前自由) | あかぎ(改正後) | |
---|---|---|---|---|
50㎞ | 760円 | 1050円 | 520円 | 760円 |
100㎞ | 1020円 | 1480円 | 950円 | 1020円 |
150㎞ | 1580円 | 1890円 | 1360円 | 1580円 |
※スワロー/改正後あかぎは事前料金
※スワロー/改正後あかぎの車内料金は事前料金+260円
※改正前あかぎの指定席特急券は時期により変動あり(最繁忙期+400円、繁忙期+200円、閑散期-200円)
このように、列車名はあかぎとなるものの、自由席は廃止となり、特急料金は平日休日ともに現在のスワローサービスの料金に1本化されます。このことが一番の変化であると思います。これまで、休日には自由席特急券を購入していたという方は、注意が必要ですね。一方で平日に関しては、グリーン車が廃止されること以外の変化は特にないということになります。
改正後に導入されるE257系
特急草津・四万
続いて、特急草津・四万号です。この列車もグリーン車は廃止となります。その他に決定的な違いは、自由席も廃止されるということです。現在では、7両編成中2両が自由席で運行されている特急草津号ですが、ダイヤ改正以降は自由席が廃止となります。全席指定となるものの、料金体系は現行のB特急料金が引き継がれるため、こちらは単なる値上げという事になりますね。改正前と改正後の料金表を記載したいと思います。(この表は特急料金のみで、乗車券の運賃は含んでいません)
草津(指定) | 草津(自由) | 草津・四万(全席指定) | |
---|---|---|---|
50㎞ | 1050円 | 520円 | 1050円 |
100㎞ | 1480円 | 950円 | 1480円 |
150㎞ | 1890円 | 1360円 | 1890円 |
200㎞ | 2290円 | 1760円 | 2290円 |
※草津(指定)/草津・四万は時期により変動あり(最繁忙期+400円、繁忙期+200円、閑散期-200円)
このようになります。こちらは、自由席が廃止となるだけですので、特段特筆する点はないのかと思います。
このようになります。
それでは簡単にまとめます!
ダイヤ改正後、グリーン車は廃止!
車輛も7両編成から5両編成に短縮!
あかぎ/草津の自由席も廃止!
列車名はスワローあかぎ(平日)/あかぎ(休日)からあかぎに統一!(なお、料金体系は平日・休日ともにスワローあかぎと同じ)
完結にまとめるとこんなところかと思います。
複雑な料金体系が続いていた高崎線特急も割とすっきりとした料金体系になるのかと思いますが、それと同時に実質的な値上げとなった列車もあり、なんとも言えない改正ですね。特に、平日でも割と乗客の多い草津号を改正後本当に5両でさばけるのか、少し心配だなと思いますが、どうなるのでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました!