こんにちは!
今回はJR東日本の新潟地区で活躍しているE129系に関する記事です。
先日より、E129系のフルカラーLEDに新しい行先表示が追加されているのが目撃されています。追加されているのは、「浦佐」「快速新井」「新井」「快速ワンマン長岡」などです。
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115系時代の快速新井表示
気になる表示がありますが、その中でも特に目を引くのが、快速新井表示なのではないかと思います。新井駅とは、えちごトキめき鉄道の妙高はねうまラインの駅です。昨年まで、JRの新潟駅を出発し、直江津駅からトキ鉄に入り、新井駅まで運行される快速列車、通称【新井快速】と呼ばれる快速が、115系によって運行されていました。しかし、昨年のダイヤ改正での115系引退と同時に、この快速列車は直江津までの運行に縮小され、トキ鉄への入線は終了しました。そのため、えちごトキめき鉄道とJRの直通列車は、現在ではE653系によって運行される特急しらゆきのみとなっています。
115系を置き換えたE129系には、トキ鉄管内の駅の表示もこれまで準備されていない他、トキ鉄用の無線も搭載していないので、現状では入線をすることもできません。そのため、これまでE129系はトキ鉄への入線実績がありません。しかし、なぜか快速廃止からまもなく1年が経とうとするタイミングで、E129系に新井表示が追加されたということで、注目が集まっています。
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E129系
それでは、仮に新井快速が復活するとなれば、いつ頃からの復活となると考えられるのでしょうか。まず、少なくとも今年のダイヤ改正で復活することはあり得ません。今年の改正で復活するといったことは、JR・トキ鉄双方の発表にも記載はない他、乗務員訓練も行われていません。こういったことから、今年の改正での復活はあり得ないということになります。
そのため、今回の表示が仮に新井快速復活のためであるならば、少なくとも2024年のダイヤ改正以降ということになりますね。今回の幕の追加が本当に復活の前準備なのかの答えが判明するには、少なくともまだ1年はかかることになりそうです。
今回はE129系の行先表示器に関する話題でした。仮にE129系の新井快速が走るならば、面白いことになりそうですが、どうなるでしょうか。少し楽しみです。
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