こんにちは!
今回は東武鉄道100系に関する記事を書いていきたいと思います。
昨日、東武鉄道スペーシア用の100系の105Fが廃車となりました。この編成は雅塗装を纏った編成であり、100系としては104Fに続いて2編成目の廃車となります。この編成の廃車により雅塗装は残り1編成のみとなります。
雅塗装もついに消滅間近となってしまい、粋・雅のメタリック100系塗装が好きな身からすると寂しい限りなのですが、そうは言うものの、この編成は昨年のダイヤ改正以来休車となっており、その影響で、現在も現役で活躍している車両の雅塗装は1編成しか残っていない状況でしたので、見かける頻度は特に変わらないということです。しかし、残る1編成も、検査期限などを考えると今年中に消える可能性は高いと思いますので、記録はお早めにすることをおすすめします。
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100系 雅塗装
ここから105Fに話を戻しますが、105Fはもともと廃車にはならない予定の編成だったのです。その根拠が、スペーシアの原色復刻発表の際の、復刻対象編成に105Fが含まれていたことです。2021年5月に発表された復刻塗装に関するプレスリリースに、ご丁寧に対象となる編成が記載されていました。その中に105Fは含まれていました。ちなみに、この当時の発表から104Fに関しては復刻の対象編成に含まれておらず、実際にサニーコーラルオレンジ塗装のまま廃車となっていることから考えても、この当時から104Fに関しては廃車の計画はあったのものと思われます。しかし、105Fに関してはこの当時には復刻の対象になっていたということで、当時の計画では105Fに関しては残留する予定だったのでしょう。その後、同年11月にも復刻塗装対象の編成が記載されたプレスリリースを発表しており、その際にも105Fの記載があったことから、この時点でも105Fに残留の計画があったものと思われます。
しかし、2022年3月改正で、リバティの運用が増加し、100系の運用は1日5運用とこれまでよりも運用数が削減されました。そのことにより、104F以外にも105Fが休車となり、当時から注目を集めていたという状況です。105Fに関しては、約1年程度運用についていないながらも、スペーシアの運用が回っていたことから、復帰は絶望的との見方が多かったのですが、結果的にその通りになってしまったというわけですね。
塗装変更の発表が2021年5月、廃車前提の休車が2022年3月ですので、発表から1年も経たずに運用離脱となっています。こういったことから発表から1年も経たずに計画変更となったという可能性が高いと思います。リバティの導入本数については、2021年5月段階と2022年改正段階では変わっておらず、特段計画が変更となる理由が分からないような気がしますが、2021年の5月段階の計画では、2022年以降、100系はどれぐらいの本数を走らせる予定になっていたのかが気になるところですね。もしかすると、今よりも多く走らせることが計画されていたのかもしれませんね。
今回は105Fの廃車となり、動きとしては2022年3月改正分の動きということになりますが、今年はN100系が誕生する年ですので、また何かしらの動きが出て来るのでしょう。その動きも気になるところです。
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