こんにちは!
今回は九州の西日本鉄道に関する記事です。
西鉄では毎年1/1~3に太宰府天満宮への初詣に行く客を乗せるための臨時急行、初詣号が運行されます。今年も運行されており、1/2までは5000形が3運用、9000形が1運用の計4運用で福岡天神~太宰府間を回しています。そんな初詣号に、西鉄天神大牟田線最古参車両の5104Fが充当されました!
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西鉄5000形5104F
5104Fは西鉄の5000形の中でも4番目に作られた古い編成です。1975年の製造となっており車齢は47年です。既に5104F以外の末端の数字が一桁の編成は全て廃車となっていますが、5104Fは2020年に検査を通過したこともあり、この5104Fのみが一桁の初期車の編成として活躍しています。そんな5104Fが今年の正月ダイヤでは初詣号として大活躍しています。1/1はヘッドマークを取り付けていたようですが、1/2は取り外しての運行となっており、車番が見える状態で、初詣号の運用に就いていました。普段なかなか見ることのできない急行 大宰府幕の5104Fを見ることが出来てよかったと思います。
2020年の検査通過という事で、2024年までは検査を通さず活躍することが出来ますが、古い車両のため来年まで走れるかどうかは分かりません。昨年は、新型車両の導入は無かったにもかかわらず、初期車を中心に5000形に多数の廃車が発生しています。そういった情勢を考えると、5104Fも安泰とは言えないのかもしれません。そんな中で、正月の花形運用に登板され、その姿を見ることが出来てとてもよかったと思います。
もしかすると今年が最後の正月となってしまうかもしれない5104F、今年の正月は老兵が活躍する年となりました。
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