こんにちは!
今回は205系500番台に関する記事です。
500番台も既に10編成が廃車回送済みで、国府津車両センターにはR1・R8・R13編成しか残っていません。12月の頭に長野総合車両センターへ回送されたR11・12編成については、長野に残存していますが、こちらも順番が来れば解体となるでしょう。そんな中、1編成、廃車回送が半年ほど前に行われているにも関わらず、なぜか一向に解体されない編成が存在します。その編成が205系R5編成です。
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205系500番台R5編成
この編成は、6月に郡山総合車両センターにR4編成と共に廃車回送されています。既にR4編成に関しては、解体されているものの、なぜかR5編成は今に至るまで解体されていません。11月後半には、クハが隣り合うような形に組成変更された上で構内を移動し、E531系と連結されている時期もあったようです。そんな小変化は繰り返しているものの、現在に至るまでなぜか解体されていません。
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郡山留置の様子(10月撮影)
この車両の廃車回送の後、185系C2編成や485系華など、廃車回送されてきた車両も存在しますが、205系R5編成の解体には着手されていないのに、先に185系や華を解体しており、解体の順番を考えると、何らかの意図があって残されているものと思われます。私にはどういった意図があって残されているのか、全く想像もつきませんが、これから何かしらの動きがあるのでしょうか?
ちなみに、過去に富士急行に譲渡された205系の改造は全て長野総合車両センターが行っているため、譲渡改造ならばおそらく長野でやると思われます。そういったことから譲渡のために残されているという可能性は、ゼロではないものの、低いのではないかと思っています。しかし、郡山は過去にハエ62編成の先頭化改造工事を行ったり、ドアボタン取り付けの改造を行った実績はあることはあります。
過去に長期保管の上、最終的に解体された205系は、3000番台のハエ83・84編成あたりが思い浮かびます(長野の出来事でしたが)。ハエ83はJRTM部品譲渡、ハエ84は譲渡予定という貼り紙が貼っていましたが、結局どちらも最終的には解体されました。そういった過去の事例を考えると、R5編成も忘れたころにしれっと解体されてそうだな…と思いますが、どうなるでしょうね?ほんの少しだけ期待しながら、情報を追っていきたいなと思います。
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