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500系リバティを200系で逆置き換え!? 両数が増えるりょうもう号


こんにちは!
今回は東武鉄道ダイヤ改正に関する記事を書いていきたいと思います。
先週の金曜日にダイヤ改正情報が発表されましたが、その日に東武鉄道も改正を発表しました。
(東武鉄道プレスリリース:https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20221216095003CgiPlyiMuAYy0ETMej1V2g.pdf)
この改正情報の中で、今回はりょうもう号に注目していきたいと思います。

りょうもう号とは、浅草駅を出発し、太田を通り、赤城や葛生・伊勢崎などまで向かう東武鉄道の特急電車です。形式としては、旧型車両6両固定の200系と2017年デビューの3両編成の500系の二形式が使用されています。

左から、500系、200系



もともとは全運用200系で運行されていましたが、2017年から500系リバティも使用されるようになりました。500系で運行される便はリバティりょうもうの名称で運行されています。2020年11月ころから本格的に500系での運用が増え始め、200系を置き換えるまでに運用数は増え、2022年3月改正ではついに200系の佐野線での定期運用は消滅しました。こういった500系進出の動きにより、これまでに200型・250型合わせて4編成が廃車になっています。現在では200系りょうもうは4運用となってしまいました。

このように近年、減少傾向であった200系によるりょうもう運用ですが、なんと来年改正から200系による運用が増えることが発表されました。

(プレスリリースより)
先日発表された改正情報によると、現在3両で運行されているリバティりょうもうのうち、上り6本、下り5本が6両編成での運行に変更されることが発表されました。なおかつ、そのうち上り4本、下り3本は200系による運用が復活します。残りは6両編成のリバティりょうもうとして運行されるようです。
きぬやけごんなども含め、近年減車傾向となっていた東武特急に両数が増えるということで、良いニュースだったのではないかと思います。2022年の改正以降、3両編成の特急が大幅に増えており、特に朝夕ラッシュ時を中心に、両数不足がネットなどでも指摘されていました。その声にこたえるかのように、今回は増車となっています。さすがに両数削減を図りすぎたと判断したのでしょう。

今回の200系運用の増加により、1運用は200系による運用が増え、5運用体制になるものと思われます。今年になって、251Fと202Fを廃車にしてしまったため、現在6編成しか200系は残っておらず、1予備体制での運行になると思われます。現在の体制が2予備体制ですので、検査時などに若干不安を覚えますが、大丈夫なのでしょうか。もしかするとN100系スペーシアXの導入時に何らかの動きが予定されている(例えばスペーシアXが必ずしも現在の100系スペーシア運用を置き換えるのではなく、500系運用を置き換え、りょうもうの予備増に充てる可能性など)のかもしれません。来年のN100系デビューは東武特急全体に何らかの動きをもたらすのかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございました!