こんにちは!
昨日、185系による日光集約臨が運行されました。185系による集約臨が運行されるのは昨年の7月以来、1年以上ぶりのことで、久々の設定となっています。
↑185系 集約臨
近頃では185系は旅行ツアー専用商品の臨時列車として使われることが多く、このような修学旅行用の臨時列車などで使われることは少なくなっていました。その理由がE257系5000・5500番台の登場によるものですね。既に5000番台が3編成、5500番台が5編成そろっていますので、季節の臨時列車や集約臨などはE257系の担当になっていました。しかし、なぜかこのタイミングで185系による集約臨が設定されています。
この動きがどのような意味を持つものなのか、よくわからないなというのが正直な感想です。当初、5連では定員が足りないが、かといって9連も用意するのは過剰なので6連の185系が選ばれたのか?と思っていましたが、昨日見てきた限り、一人も乗客が乗っていない号車がありましたので、その可能性は排除されました。(そもそもよく考えれば、復路に185系が使われない時点で、その可能性は無かったのでしょうね。)それならば、185系が使用される理由は単純にE257系を使えなかったからというぐらいしか選択肢は残されていないように思うのですね。ただ、昨日5500番台が全編成稼動していたかと言われれば、そうでもなかったので、謎が謎を呼びますね。
ただ、仮にこの段階でE257系が充当できないため、185系が使われたとなると、来年度、より波動用車両の車両不足が深刻になるのではないかと思っています。というのも、最近、来年以降のダイヤ改正からE257系5500番台が高崎線特急に導入されるという見方が強くなっています。もし、そうなった場合、波動用E257系は今よりも減ってしまうわけですね。5編成出揃っている段階でもE257系を集約臨に回せないのに、来年度、高崎線特急にE257系が導入された場合、回せるわけがないんですね。そうなると、仮にE257系が高崎線特急に回された場合、今年をもって引退と言われていた185系は来年も使わなければならない状況が続くのではないかと思っています。
185系がどうも延命の可能性があるのではないかといった匂わせは実はちょこちょこ挙がっています。というのが以下のツイートです。
【クラブツーリズム鉄道部 御礼】
— クラブツーリズム鉄道部 (@ct_tetsudou) 2022年11月5日
約11時間に渡りご参加頂いたお客様、誠にありがとうございました。
貨物線ツアーは何度か乗務員様が交代します。今回も多くのJR東日本乗務員様とお話が出来ました。また車内放送もして頂きました。
今後も185系ツアーを多く実施します。
どうぞ宜しくお願いします。 pic.twitter.com/IUzqp6PyV3
こちら、クラブツーリズム鉄道部のツイートです。JR東日本と数々の交渉を行っている企業が185系のツアーを今後も多く実施していきますというツイートを行っているんですね。JR東日本の公式ではないですが、クラツーですから信用できる情報でしょう。今年に引退するとすれば、このような文面をツイートするでしょうか?私にはこのツイートは、185系が来年も活躍します宣言にしか思えません(笑)もし、E257系5500番台が高崎線特急に転用されるなら、なおさら185系が残る可能性は高まるでしょう。今日の集約臨充当、そしてこのツイートからどうも185系の延命は確定路線なのではないかと、素人ながら妄想してしまいます。
今回は集約臨をもとに今後の185系について妄想してみました。185系のツアーは稼げるでしょうし、更にE257系の波動用が減らされるならば、検査期限までは残すメリットも大いにあるでしょう。185系延命の可能性についても注目なのではないかと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!