てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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東武10050型更新開始!だが6・10連の更新は今後行われないと考える理由


こんにちは!
今回は東武10050型に関する記事を書いていきたいと思います。
先日、東武10050型のライトケースが変更されているようです。今回ライトケースが更新されたのは11258Fで2両の編成です。今後、ライトケースに限らずに少しずつ更新工事が始まっていくのではないかと思います。
今のところ、東武10050型の6連の編成については、いまだに更新工事行われている編成はいませんが、6連の編成は私が考えるに更新される可能性は低いのではないかと思います。そう考える理由について、今回は書いていきたいと思います。


10050系


ヒントは日本経済新聞の記事

なぜ私がそのように考えているのか、ヒントは約1か月前に公開された日本経済新聞の記事にあると思います。
www.nikkei.com
この記事では、野田線5両化に関すること(混雑率や消費電力の関係など)がかなり詳しく書いてあり、野田線5両化の目指すもの、目的などが明確に分かるようになってきたと感じます。非常に興味深い記事でした。無料会員登録でも見ることが出来ますので、ぜひご覧ください。限定記事なので、あまり深く記事に言及することはしませんが、この記事の最後の方に、こんな記述がありました。

「97年以前に製造され車上データ監視装置が非搭載の旧車両を順次置き換えていく。30年代には主要線区で幅広くRemoteが活用できるようにすることを目指していく。」

車上データ監視装置やRemotoに関しては、日経の記事に詳しく書いてありますので、そちらをご覧ください。今回は、97年以前に製造された旧車両を順次置き換える、そして30年代にはシステムを主要線区で広く活用するという文章に絞って注目しますが、この文章こそが、私が10050型6連の更新が行われないと予想する理由です。
この文章、要するに、旧型車両は順次置き換えていきますという宣言ですね。少なくとも30年代には、主要線区から10000系列以前の形式は撤退すると見ていいと思います。30年代だと、10000系列の後期車でも車齢40年に差し掛かる年代です。そのころまでに置き換えが始まるのは当然と言えば当然かもしれませんが、展望が見えてきたような気がします。


10050系 野田線



この主要線区というのが、どの路線の事かは分かりませんが、少なくとも東上線スカイツリーライン・アーバンパークラインは確実に主要路線かと思います。アーバンパークラインでは2024年から新型車両の導入が始まるので、この記述の通りとなることになりますね。上記の記述の通りだと、野田線での置き換えが完了次第、本線系統、または東上線系統に間髪をおかずに新型車両が導入される可能性もあるのではないかと思います。
そうなると、やはり順次置き換えのスタートと明言されたも同然の本線・東上線の10000型の未更新車に今後更新工事が行われると考えるのは不自然なのかなと思います。2030年代までに置き換えということは、更新後どんなに長く走っても20年は活躍できないという事でしょう。もともと走行機器の更新には消極的な東武ですので、更新をしようがしまいが床下機器は同じなので、更新を行わないからと言ってメンテナンスに支障が出ることはないはずです。本線・東上線野田線の長編成10050型に関しては、更新をせずに使い倒すと考えるのが自然なのかと感じます。
一方で、この走行システムはあえて「主要路線に導入」と言っているわけですにで、このシステムのロカール地区での導入は考えていないのかと思います。そうなると、10000型の2連については、リニューアルの上、8000系置き換えに活用される可能性は十分にあると思います。実際に、2連車両では更新工事が始まっていますので、リニューアルが行われることは間違いないと思います。今後の10050型の更新については、2連を中心に行い、6・10連などの長編成は行わない可能性が高いと言えるのではないでしょうか。東上線の末端区間の8000系4連も、10000型での置き換えの可能性はあるのかもしれませんね。この辺りにも注目かと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!