こんにちは!
今回はJR東日本の有料撮影会に関する記事を書いていきたいと思います。
JR東日本が有料撮影会を数多く実施しています。その中でも特に、引退車両を活用した撮影会が数多く設定されています。例えば、今年のダイヤ改正で引退した宇都宮線・日光線の205系600番台や、相模線の205系500番台です。これらの車両は現在解体待ちで、それぞれ解体所に運ばれる準備待ちをしているような状況です。その準備待ちの間、車両センターなどに置いておくわけですが、この準備待ちの期間を活用し、様々な撮影会が設定されています。
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205系600番台
例えば、先日行われていた205系京葉線復刻撮影会。あのイベントは、解体待ちの205系に赤色の帯を巻き、撮影会を実施しています。このような形で、解体待ちの車両を活用したビジネスが最近のトレンドになりつつあります。205系を活用したイベントはこれからも続々設定予定で、これから予定されているイベントにはこのような物があります。
10/23 【数少ない205系の兄弟コラボ】相模線用205系500番台の入換車両乗車体験&鶴見線用205系1100番台との写真撮影会(205系相模&鶴見使用)
10/29、30 宇都宮線・日光線新旧車両撮影会(205系、E131系使用)
11/5、6 デイーゼル機関車と205系連結撮影会(205系、DE10使用)
11/5 小田急ロマンスカー:VSEとJR相模線E131系で行く!トライアングルツアー(その中の撮影会・205系、E131系使用)
こういった引退車両の活用は撮影会にすぎず、イベント列車などの運行にも使われてます。例えば、185系です。185系は2021年ダイヤ改正で定期運行も終了し、現在では臨時列車としての活用もありませんが、団体専用列車として2編成が活躍しています。クラブツーリズムやびゅうトラベルなどの旅行商品として乗ることがきるようになっており、こちらも引退した車両を活用している例になりますね。
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185系
こういった形で、引退車両の活用を積極的に行っているJR東日本ですが、こういったイベントを開催してくれるのは鉄道ファン側からしても非常にありがたいことです。JR側にとっては儲かるし、鉄道ファン側からすると引退車両の撮影をできるwin-winなイベントになっているのではないかと思います。特に撮影会に関しては、コロナ禍以前はほとんど行われることもなかったのですが、最近ではかなり増えています。これまで、車両が引退してしまうと、ほとんど引退車両に接することが出来る機会はありませんでしたが、こういった撮影会などが開催されると、気軽に触れることができますね。こういった意味でも、鉄道ファンにとってもうれしいイベントであることは間違いないわけです。これからもこういった撮影会を続けてくれると嬉しいと思いますね。
一方で、コロナ禍前に行われていた年1回の車両センター公開も徐々に復活しつつあります。10/15には川越車両センターまつりが開催されることが発表されています。こちらは入場無料です。コロナも落ち着いてきて、これから無料公開も再開されていくことになるのでしょうか?そのあたりも注目ですね。
それでは今回はここまでにしたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!